仮想マシンとホスト間のアフィニティ ルールは、選択した仮想マシン DRS グループのメンバーが、特定のホスト DRS グループのメンバー上で実行できるかどうかを指定します。
注: このトピックでは、DRS のアフィニティ ルールの使用について説明します。DRS を使用せずにアフィニティ ルールを使用することもできます。
個々の仮想マシンの間にアフィニティ (または非アフィニティ) を指定する仮想マシン間のアフィニティ ルールとは異なり、仮想マシンとホスト間のアフィニティ ルールは、仮想マシンのグループとホストのグループとの間にアフィニティ関係を指定します。アフィニティ ルールには、「必須」 ルール (「must」 で指定) と 「必須でない」 ルール (「should」 で指定) があります。
仮想マシンとホスト間のアフィニティ ルールには、次のコンポーネントがあります。
- 1 つの仮想マシン DRS グループ
- 1 つのホスト DRS グループ
- ルールが必須 (「must」) か必須でない (「should」) か、アフィニティ (「run on」) か非アフィニテイ (「not run on」) かの指定。
仮想マシンとホスト間のアフィニティ ルールはクラスタ ベースであるため、ルールに含まれている仮想マシンとホストが、すべて同じクラスタ内にある必要があります。仮想マシンがクラスタから削除された場合、あとでそのクラスタに戻したとしても、その仮想マシンは DRS グループの関連付けを失います。