ESXi 8.0 には、強化された仮想トポロジ機能が含まれています。

仮想マシンの仮想トポロジにより、配置とロード バランシングについて、GOS 内での最適化が可能になります。仮想マシンが実行されているホストの基盤となる物理トポロジに適合する正確な仮想トポロジを選択することは、アプリケーションのパフォーマンスにとって重要です。

ESXi 8.0 では、仮想マシンに最適な coresPerSocket と最適な仮想 L3 サイズが自動的に選択されます。これには、仮想デバイスに NUMA を適用するための新しい仮想マザーボード レイアウトと、CPU ホットプラグが有効な場合の vNUMA トポロジも含まれています。
注: 強化された仮想トポロジは、ESXi 8.0 でのみ使用できます。この機能の使用には、仮想マシンのハードウェア バージョン 20 以降が必要です。

手順

  1. 仮想マシン トポロジを手動で構成するには、まず仮想マシンを参照します。
  2. [仮想マシン オプション] を選択します。[CPU トポロジ] で、[ソケットあたりのコア][NUMA ノード] を調整できます。
    新しい NUMA ノードに対してホット アドした CPU を有効にするには、詳細構成オプションで numa.allowHotadd を追加します。これにより、手動で NUMA 構成を追加できます。
    注: デフォルトでは、CPU ホットプラグが有効な仮想マシンでは単一の NUMA ノード トポロジが適用されます。ホット アドされた CPU は、単一の NUMA ノードに移動します。
  3. [デバイスの割り当て] で仮想 NUMA ノードにデバイスを割り当てたり、割り当てを解除したままにすることもできます。

結果

この新しく構成されたトポロジは、既存の仮想マシン トポロジ セクションには [手動] と表示されます。手動構成を使用しない場合、このタブは [パワーオン時に割り当て済み] と表示されます。