Storage DRS の問題を診断するには、手動で Storage DRS を実行する前に、Storage DRS 統計情報を削除できます。
重要: Storage DRS 統計情報を削除するオプションを有効にした場合、このオプションを無効にしないかぎり、統計情報は Storage DRS が実行されるたびに削除されます。Storage DRS の問題の診断後は、常にこのオプションを無効にしてください。
前提条件
データストア クラスタ用の Storage DRS を有効にします。
手順
- ClearIoStatsOnSdrsRun オプションを有効にします。
- vSphere Client で、データストア クラスタを参照して移動します。
- [構成] タブをクリックし、[サービス] をクリックします。
- [vSphere DRS] を選択し、[編集] をクリックします。
- [詳細オプション] を展開して、[追加] をクリックします。
- 「オプション」列に「ClearIoStatsOnSdrsRun」と入力します。
- 対応する値テキスト ボックスに、「1」 と入力します。
- [OK] をクリックします。
- データストア クラスタ用の Storage DRS を実行します。
vSphere Client インベントリ内のすべてのデータストア クラスタにあるすべてのデータストアおよび仮想ディスクについての現在の Storage DRS 統計情報が削除されますが、新しい統計情報は収集されません。
- ClearIoStatsOnSdrsRun フラグの値を 0 に変更して無効にします。
- Storage DRS を再度実行します。
Storage DRS が通常どおりに実行されます。新しい設定が有効になるまで、数時間かかります。