NUMA の詳細属性を使用して、NUMA の使用率をカスタマイズできます。

表 1. NUMA の詳細属性
属性 説明 デフォルト
Numa.RebalancePeriod ミリ秒単位で指定される、再バランス期間の頻度を制御します。再バランシングの頻度を上げると、実行中の仮想マシンを多数持つマシンにおいて特に、CPU オーバーヘッドが増大することがあります。再バランシングの頻度を上げると、より適正になる場合もあります。 2000
Numa.MigImbalanceThreshold NUMA リバランサは、各仮想マシンの CPU 時間資格と実際の消費との間の差を考慮して、ノード間の CPU 不均衡を計算します。このオプションは、仮想マシンの移行を起動するのに必要なノード間の最小負荷不均衡をパーセントで制御します。 10
Numa.RebalanceEnable NUMA 再バランシングおよびスケジュール設定を有効にします。すべての NUMA 再バランシングと仮想マシンの初期配置を無効にして、NUMA スケジュール設定システムを実質的に無効にするには、このオプションを 0 に設定します。 1
Numa.RebalanceCoresTotal NUMA リバランサを有効にするために必要な、ホスト上の合計プロセッサ コアの最小数を指定します。 4
Numa.RebalanceCoresNode

NUMA リバランサを有効にするために必要な、ノードあたりのプロセッサ コアの最小数を指定します。

このオプションと Numa.RebalanceCoresTotal は、NUMA 再バランシングが有効な場合に合計のまたはノードあたりの少数のプロセッサがスケジュール設定の公平性を解決できる、小型の NUMA 構成(たとえば、2 方向 Opteron ホスト)上で NUMA 再バランシングを無効にする場合に役に立ちます。

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Numa.AutoMemAffinity CPU アフィニティ セットを持つ仮想マシンのメモリ アフィニティを自動的に設定します。 1
Numa.PageMigEnable メモリの局所性を改善するための NUMA ノード間での自動的なページ移行を行います。その場合も、手動で設定されたページ移行速度は有効です。 1