DRS クラスタで vSphere DPM を有効にすると、デフォルトでクラスタのすべてのホストが vSphere DPM の自動化レベルを継承します。

クラスタの [設定] ダイアログ ボックスの [ホスト オプション] ページを選択し、[電源管理] 設定をクリックすることで、各ホストにあわせてこのデフォルト値をオーバーライドできます。この設定を次のオプションに変更できます。

  • 無効
  • 手動
  • 自動
注: スタンバイ モードの終了テストに失敗したためにホストの電源管理設定が無効になっている場合は、この設定を変更しないでください。

vSphere DPM を有効にして実行したあと、それが正しく機能しているかどうかを確認できます。確認するには、クラスタの設定ダイアログ ボックスの [ホスト オプション] ページ、および各クラスタの [ホスト] タブに表示される、各ホストの [前回のスタンバイ終了] 情報を参照します。このフィールドには、vCenter Server が前回、ホストのスタンバイ モードを終了させようと試みたときのタイム スタンプと、それが成功または失敗のどちらであったかが表示されます。そのような試みが行われなかった場合、このフィールドには実行しないと表示されます。

注: [前回のスタンバイ終了] フィールドの時刻は、vCenter Server イベント ログから生成されます。このログが消去された場合、時刻は実行しないにリセットされます。