HTTP 要求を使用して、vCenter Server Appliance で FIPS 検証済みの暗号化を有効または無効にできます。FIPS 検証済みの暗号化は、デフォルトで無効になっています。

さまざまな方法を使用して HTTP 要求を実行できます。このタスクでは、vSphere Client のデベロッパー センターを使用して vCenter Server Appliance での FIPS 検証済みの暗号化を有効または無効にする方法を示します。API を使用して vCenter Server Appliance を操作する方法の詳細については、『VMware vCenter Server 管理プログラミングガイド』を参照してください。

手順

  1. vSphere ClientvCenter Server にログインします。
  2. メニューから、[デベロッパー センター] を選択します。
  3. [API Explorer] をクリックします。
  4. [API を選択] ドロップダウン メニューで、[アプライアンス] を選択します。
  5. カテゴリを下にスクロールして、[system/security/global_fips] を展開します。
  6. [GET] を展開し、[実行する] の下の [実行] をクリックします。
    現在の設定は、 [応答] で確認できます。
  7. 設定を変更します。
    1. FIPS を有効にするには、[PUT] を展開し、request_body に以下を入力して、[実行] をクリックします。
      {
      "enabled":true
      }
    2. FIPS を無効にするには、[PUT] を展開し、request_body に以下を入力して、[実行] をクリックします。
      {
      "enabled":false
      }

結果

FIPS 検証済みの暗号化を有効または無効にすると、 vCenter Server Appliance が再起動します。