Distributed Switch の権限により、Distributed Switch インスタンスの管理に関連したタスクを実行する権限を制御します。

この権限は、階層内の異なるレベルで設定できます。たとえば、フォルダ レベルで権限を設定した場合、その権限をフォルダ内の 1 つ以上のオブジェクトに伝達できます。[必要とするオブジェクト] 列に示されるオブジェクトには、直接または継承のいずれか方法で権限が設定されている必要があります。

表 1. vSphere Distributed Switch の権限
vSphere Client での権限名 説明 必要とするオブジェクト API での権限名
作成

Distributed Switch を作成できるようにします。

データセンター、ネットワーク フォルダ

DVSwitch.Create
削除

Distributed Switch を削除できるようにします。

この操作の実行を許可されるためには、オブジェクトとその親オブジェクトの両方でユーザーまたはグループにこの権限が割り当てられている必要があります。

分散スイッチ

DVSwitch.Delete
ホスト操作

Distributed Switch のホスト メンバーを変更できるようにします。

分散スイッチ

DVSwitch.HostOp
変更

Distributed Switch の構成を変更できるようにします。

分散スイッチ

DVSwitch.Modify
移動

vSphere Distributed Switch を別のフォルダに移動できるようにします。

分散スイッチ

DVSwitch.Move
Network I/O Control の操作

vSphere Distributed Switch のリソース設定を変更できるようにします。

分散スイッチ

DVSwitch.ResourceManagement
ポリシー操作

vSphere Distributed Switch のポリシーを変更できるようにします。

分散スイッチ

DVSwitch.PolicyOp
ポート構成の操作

vSphere Distributed Switch のポートの構成を変更できるようにします。

分散スイッチ

DVSwitch.PortConfig
ポート設定の操作

vSphere Distributed Switch のポートの設定を変更できるようにします。

分散スイッチ

DVSwitch.PortSetting
VSPAN の操作

vSphere Distributed Switch の VSPAN 構成を変更できるようにします。

分散スイッチ

DVSwitch.Vspan