フォルダの権限は、フォルダの作成および管理の機能を制御します。

この権限は、階層内の異なるレベルで設定できます。たとえば、フォルダ レベルで権限を設定した場合、その権限をフォルダ内の 1 つ以上のオブジェクトに伝達できます。[必要とするオブジェクト] 列に示されるオブジェクトには、直接または継承のいずれか方法で権限が設定されている必要があります。

表 1. フォルダの権限
vSphere Client での権限名 説明 必要とするオブジェクト API での権限名
フォルダの作成

新しいフォルダを作成できるようにします。

フォルダ

Folder.Create
フォルダの削除

フォルダを削除できるようにします。

この操作の実行を許可されるためには、オブジェクトとその親オブジェクトの両方でユーザーまたはグループにこの権限が割り当てられている必要があります。

フォルダ

Folder.Delete
フォルダの移動

フォルダを移動できるようにします。

移動元と移動先の両方に権限が必要です。

フォルダ

Folder.Move
フォルダ名の変更

フォルダの名前を変更できるようにします。

フォルダ

Folder.Rename