スケジュール設定タスクの権限は、スケジュール設定タスクの作成、編集、削除を制御します。

この権限は、階層内の異なるレベルで設定できます。たとえば、フォルダ レベルで権限を設定した場合、その権限をフォルダ内の 1 つ以上のオブジェクトに伝達できます。[必要とするオブジェクト] 列に示されるオブジェクトには、直接または継承のいずれか方法で権限が設定されている必要があります。

表 1. スケジュール設定タスクの権限
vSphere Client での権限名 説明 必要とするオブジェクト API での権限名
タスクの作成

タスクをスケジュール設定できるようにします。スケジュール設定時に、スケジュール設定操作を実行する権限に加えて必要な権限です。

任意のオブジェクト

ScheduledTask.Create
タスクの変更

スケジュール設定タスクのプロパティを再構成できるようにします。

任意のオブジェクト

ScheduledTask.Edit
タスクの削除

待機中のスケジュール設定タスクを削除できるようにします。

任意のオブジェクト

ScheduledTask.Delete
タスクの実行

スケジュール設定タスクをすぐに実行できるようにします。

スケジュール設定タスクの作成と実行には、関連するアクションを実行する権限も必要です。

任意のオブジェクト

ScheduledTask.Run