ESX Agent Manager の権限は、ESX Agent Manager およびエージェント仮想マシンに関する操作を制御します。ESX Agent Manager は、管理仮想マシンをインストールできるサービスです。管理仮想マシンは 1 つのホストに結び付けられており、VMware DRS や仮想マシンを移行するその他のサービスの影響を受けません。

この権限は、階層内の異なるレベルで設定できます。たとえば、フォルダ レベルで権限を設定した場合、その権限をフォルダ内の 1 つ以上のオブジェクトに伝達できます。[必要とするオブジェクト] 列に示されるオブジェクトには、直接または継承のいずれか方法で権限が設定されている必要があります。

表 1. ESX Agent Manager
vSphere Client での権限名 説明 必要とするオブジェクト API での権限名
設定

ホストまたはクラスタにエージェント仮想マシンをデプロイできるようにします。

仮想マシン

EAM.Config
変更

仮想マシンのパワーオフや削除など、エージェント仮想マシンへの変更を可能にします。

仮想マシン

EAM.Modify
表示

エージェント仮想マシンの表示を可能にします。

仮想マシン

EAM.View