セッションの権限は、vCenter Server システムのセッションを開くための拡張機能を制御します。

この権限は、階層内の異なるレベルで設定できます。たとえば、フォルダ レベルで権限を設定した場合、その権限をフォルダ内の 1 つ以上のオブジェクトに伝達できます。[必要とするオブジェクト] 列に示されるオブジェクトには、直接または継承のいずれか方法で権限が設定されている必要があります。

注: 管理者または信頼できるユーザーにのみセッション権限を割り当てます。
表 1. セッションの権限
vSphere Client での権限名 説明 必要とするオブジェクト API での権限名
ユーザーへのなりすまし

別のユーザーのなりすましを実行できるようにします。この機能は拡張機能で使用されます。

ルート vCenter Server

Sessions.ImpersonateUser
メッセージ

グローバル ログイン メッセージを設定できるようにします。

ルート vCenter Server

Sessions.GlobalMessage
セッションの確認

セッション有効性を確認できるようにします。

ルート vCenter Server

Sessions.ValidateSession
セッションの表示および停止

セッションの表示と、1 人以上のログイン ユーザーの強制ログアウトを可能にします。

ルート vCenter Server

Sessions.TerminateSession
privilege.StorageProfile.ViewPermissions.label セッションの収集を可能にします。

ルート vCenter Server

Sessions.CollectPrivilegeChecks