アラーム権限は、インベントリ オブジェクトに対するアラームの作成、変更、および応答を行えるかどうかを制御します。

この権限は、階層内の異なるレベルで設定できます。たとえば、フォルダ レベルで権限を設定した場合、その権限をフォルダ内の 1 つ以上のオブジェクトに伝達できます。[必要とするオブジェクト] 列に示されるオブジェクトには、直接または継承のいずれか方法で権限が設定されている必要があります。

表 1. アラーム権限
vSphere Client での権限名 説明 必要とするオブジェクト API での権限名
アラームの確認

起動されたすべてのアラームのアラーム アクションをすべて停止できるようにします。

アラームが起動されているオブジェクト

Alarm.Acknowledge
アラームの作成

新しいアラームを作成できるようにします。

アラームをカスタム アクションを指定して作成すると、アラーム作成時にアクションの実行に必要な権限が確認されます。

アラームが起動されているオブジェクト

Alarm.Create
アラーム アクションを無効にする

アラームの起動後に発生したアラーム アクションを停止できるようにします。アラーム自体は無効になりません。

アラームが起動されているオブジェクト

Alarm.DisableActions
エンティティのアラームを無効または有効にします 特定のターゲット タイプで特定のアラームを有効または無効にできます。

アラームをトリガできるオブジェクト

Alarm.ToggleEnableOnEntity
アラームの変更

アラームのプロパティを変更できるようにします。

アラームが起動されているオブジェクト

Alarm.Edit
アラームの削除

アラームを削除できるようにします。

アラームが起動されているオブジェクト

Alarm.Delete
アラーム ステータスの設定

構成されているイベント アラームのステータスを変更できるようにします。The status can change to [Normal], [Warning], or [Alert].

アラームが起動されているオブジェクト

Alarm.SetStatus