ステートフル アプリケーションが Kubernetes に展開されると、ボリュームおよびそのバッキング vSphere ストレージ オブジェクトが vSphere Client に表示されるようになります。ボリュームを表示および監視して、発生する可能性のあるストレージ問題のトラブルシューティングを行うことができます。

注: Kubernetes CNS サーバで障害が発生した場合は、完全同期が実行されるまで、 vSphere Client の CNS オブジェクトが正しく表示されないことがあります。

手順

  1. vCenter Server インスタンス、データセンター、またはデータストアに移動します。
  2. [監視] タブをクリックし、[ クラウド ネイティブ ストレージ] の下の [コンテナ ボリューム] をクリックします。
  3. 環境内で使用できるコンテナ ボリュームを確認し、ストレージ ポリシーのコンプライアンスの状態を監視します。
    このスクリーンショットには、コンプライアンスの状態が [準拠] として表示されています。
  4. [ラベル] 列の [すべて表示] リンクをクリックし、追加の詳細を表示します。
    詳細には、PersistentVolumeClaim、StorageClass などの名前が含まれていて、関連付けられている Kubernetes オブジェクトにボリュームをマッピングするのに役立ちます。
  5. [ボリューム名] 列のリンクをクリックして、ボリュームをバッキングするさまざまなコンポーネント、および配置、コンプライアンス、ストレージ ポリシーなどの詳細を確認します。
    注: [仮想オブジェクト] 画面が表示されるのは、基盤となるデータストアが vSAN の場合のみです。
    このスクリーンショットは、ボリュームをバッキングするコンポーネントと、配置、可用性、ストレージ ポリシーなどの詳細を示しています。