vSphere 8.0 Update 3 以降、Virtual Volumes では SCSI を介したストレッチ ストレージ クラスタリング (SSC) をサポートしています。
SSC は、一般に Metro ストレージ クラスタリングと呼ばれる特定のストレージ構成です。Metro クラスタは、異なる場所にある複数のサイト(通常は 2 つ)にまたがるホスト クラスタです。これらのタイプのクラスタを構成する異なるサイトは、遅延要件により、ほぼ常に同じ領域(そうでない場合は同じ都市)に配置されます。ホストは異なるデータセンターに配置されていても、同じ共有ストレージにアクセスできます。SSC 構成を使用すると、ワークロードのバランスが取れた完全にアクティブなデータセンターを使用して、その潜在能力を最大限に発揮できるほか、ホストの障害やサイト全体の障害が発生した場合も迅速にリカバリできます。これらの構成は通常、災害による障害やダウンタイムの回避を重要な要件とする環境で実装されます。
Virtual Volumes は、双方のサイトからの vSphere ホストがすべてのサイトにわたるストレージ クラスタのストレージ ノードにすべて接続されている、均一ホスト アクセス SSC 構成をサポートしています。SSC の実装の具体的な要件とベスト プラクティスについては、https://core.vmware.com/vsphere-virtual-volumes-vvols を参照してください。