vCenter Server のプラグインを使用して、さまざまな管理ツールにアクセスできます。プラグインは、CLI 自体にあります。プラグインは、VMware サービスに依存しない、Linux または VMware のスタンドアロン ユーティリティです。

表 1. vCenter Server で使用できるプラグイン
プラグイン 説明
com.vmware.clear ターミナル画面の消去に使用できるプラグイン。
com.vmware.cmsso-util PNID やマシン証明書に対する変更の指揮、Component Manager や vCenter Single Sign-On からのノードの登録解除、vCenter Server の再設定を行うためのプラグイン。
com.vmware.dcli vAPI ベースの CLI クライアント。
com.vmware.nslookup ドメイン名システム (DNS) に照会してドメイン名または IP アドレス マッピングを取得するため、またはその他の特定の DNS レコードを照会するために使用できるプラグイン。
com.vmware.pgrep すべての名前付きプロセスの検索に使用できるプラグイン。
com.vmware.pgtop PostgreSQL データベースの監視に使用できるプラグイン。
com.vmware.ping リモート ホストへの ping の実行に使用できるプラグイン。bin/ping と同じ引数を使用できます。
com.vmware.ping6 リモート ホストへの ping の実行に使用できるプラグイン。bin/ping6 と同じ引数を使用できます。
com.vmware.portaccess ホストのポート アクセスのトラブルシューティングに使用できるプラグイン。
com.vmware.ps 実行プロセスの統計の表示に使用できるプラグイン。
com.vmware.rvc Ruby vSphere Console。
com.vmware.service-control VMware サービスの管理に使用できるプラグイン。
com.vmware.shell アプライアンス Bash シェルへのアクセスを許可するプラグイン。
com.vmware.showlog ログ ファイルの参照に使用できるプラグイン。
com.vmware.shutdown アプライアンスの再起動またはパワーオフに使用できるプラグイン。
com.vmware.software-packages アプライアンスのソフトウェア パッケージの更新に使用できるプラグイン。
com.vmware.support-bundle ローカル ファイル システムにバンドルを作成し、そのバンドルをリモート Linux システムにエクスポートするために使用できるプラグイン。このプラグインを stream コマンドとともに使用する場合は、サポート バンドルはローカル ファイル システムに作成されず、リモート Linux システムに直接エクスポートされます。
com.vmware.top プロセス情報を表示するプラグイン。/usr/bin/top/ と同じ引数を使用できます。
com.vmware.tracepath ネットワーク ホストへのパスをトレースするプラグイン。/sbin/tracepath と同じ引数を使用できます。
com.vmware.tracepath6 ネットワーク ホストへのパスをトレースするプラグイン。/sbin/tracepath6 と同じ引数を使用できます。
com.vmware.updatemgr-util VMware Update Manager の構成に使用できるプラグイン。
com.vmware.vcenter-restore vCenter Server のリストアに使用できるプラグイン。
com.vmware.vimtop vSphere サービスとそのリソースの使用状況のリストを表示するために使用できるプラグイン。