アラーム起動時に E メール通知を送信するなど、vCenter Server の操作を使用するには、送信元アカウントの E メール アドレスを構成する必要があります。匿名モードまたは認証モードを使用して、E メール アラートとアラームを送信できます。

前提条件

必要な権限:グローバル.設定

SMTP 認証は次の場合に使用できます。
  • vSphere 7.0 Update 1 以降のバージョンのみ。
  • Office 365 メールボックス ユーザーのみ。
  • SMTP メールの送信者は、Microsoft のドキュメントSMTP AUTH クライアント送信の要件に記載されている SMTP 認証の基本的な要件を満たしている必要があります。

手順

  1. vSphere Client で、vCenter Server インスタンスに移動します。
  2. [構成] タブを選択します。
  3. [設定] で、[全般] を選択します。
  4. [編集] をクリックします。
  5. [メール] を選択し、警告メールの送信時に vCenter Server が使用する設定を入力します。
  6. [メール サーバ] テキスト ボックスに、SMTP サーバ情報を入力します。
    SMTP サーバは、E メール メッセージの送信に使用する SMTP ゲートウェイの DNS 名または IP アドレスです。
    • メールを匿名で送信する場合は、メール サーバの名前として任意の SMTP サーバ情報を入力できます。
    • SMTP 認証の場合は、構成をカスタマイズしていなければ、メール サーバ名 を smtp.office365.com と入力します。
      注: SMTP 認証では IP アドレスはサポートされていないため、IP アドレスをメール サーバとして使用しないでください。
  7. [メール送信者] テキスト ボックスに、送信者のアカウント情報を入力します。
    送信者のアカウントとは、送信者の E メール アドレスです。
    SMTP 認証の場合は、有効な SMTP アカウント名を [メール送信者] テキスト ボックスに入力する必要があります。
    注: ドメイン名を含む完全な E メール アドレスを入力する必要があります。

    たとえば、mail_server@example.com のように入力します。

  8. [保存] をクリックします。
  9. この手順は SMTP 認証にのみ適用されます。
    SMTP ユーザー設定を次のように構成する必要があります。
    1. [構成] タブを選択します。
    2. [詳細設定] を選択します。
    3. [設定の編集] をクリックし、構成パラメータに次の値を入力します。
      名前
      mail.smtp.username 有効な SMTP アカウント名。
      mail.smtp.password 有効な SMTP アカウントのパスワード。
      注: 現在、アカウントのパスワードはマスクされることなく表示されます。今後のリリースでマスキングが利用可能になるまで、専用の SMTP メール クライアントを使用する必要があります。
      mail.smtp.port 587
    4. [保存] をクリックします。

次のタスク

メール設定をテストするには、次の手順を実行します。
  1. ユーザー アクションによってトリガされるアラームを作成します。

    たとえば、ユーザー アクションによって仮想マシンをパワーオフすることができます。

  2. アラームがトリガされると E メールが受信されることを確認します。