トラップを送信するように vCenter Server を構成したら、これらのトラップを受信して解釈するように、管理クライアント ソフトウェアを構成する必要があります。
管理クライアント ソフトウェアを構成するには、管理対象デバイスのコミュニティを指定し、ポート設定を構成し、VMware MIB ファイルをロードします。これらのステップの具体的な説明については、管理システムのドキュメントを参照してください。
手順
- 管理ソフトウェアで、SNMP ベースの管理対象デバイスとして vCenter Server インスタンスを指定します。
- SNMP v1 または v2c を使用している場合は、適切なコミュニティ名を管理ソフトウェアに設定します。
これらの名前は、
vCenter Server での SNMP エージェントのコミュニティ設定と一致している必要があります。
- SNMP v3 を使用している場合は、vCenter Server で設定されたプロトコルと一致するように、ユーザー、認証、プライバシー プロトコルを設定します。
- デフォルトの UDP ポート 162 以外の管理システムのポートにトラップを送信するように SNMP エージェントを構成した場合、構成したポートで待機するように管理クライアント ソフトウェアを構成します。
- VMware MIB を管理ソフトウェアにロードします。これにより、vCenter Server 変数のシンボル名が表示されます。
検索エラーを防ぐために、他の MIB ファイルをロードする前に、次の順序で MIB ファイルをロードします。
- VMWARE-ROOT-MIB.mib
- VMWARE-TC-MIB.mib
- VMWARE-PRODUCTS-MIB.mib
結果
これで、管理ソフトウェアが
vCenter Server からのトラップを受信し、解釈できるようになります。