トラップを送信するように vCenter Server を構成したら、これらのトラップを受信して解釈するように、管理クライアント ソフトウェアを構成する必要があります。

管理クライアント ソフトウェアを構成するには、管理対象デバイスのコミュニティを指定し、ポート設定を構成し、VMware MIB ファイルをロードします。これらのステップの具体的な説明については、管理システムのドキュメントを参照してください。

前提条件

VMware MIB ファイルを https://kb.vmware.com/s/article/1013445からダウンロードします。

手順

  1. 管理ソフトウェアで、SNMP ベースの管理対象デバイスとして vCenter Server インスタンスを指定します。
  2. SNMP v1 または v2c を使用している場合は、適切なコミュニティ名を管理ソフトウェアに設定します。
    これらの名前は、 vCenter Server での SNMP エージェントのコミュニティ設定と一致している必要があります。
  3. SNMP v3 を使用している場合は、vCenter Server で設定されたプロトコルと一致するように、ユーザー、認証、プライバシー プロトコルを設定します。
  4. デフォルトの UDP ポート 162 以外の管理システムのポートにトラップを送信するように SNMP エージェントを構成した場合、構成したポートで待機するように管理クライアント ソフトウェアを構成します。
  5. VMware MIB を管理ソフトウェアにロードします。これにより、vCenter Server 変数のシンボル名が表示されます。
    検索エラーを防ぐために、他の MIB ファイルをロードする前に、次の順序で MIB ファイルをロードします。
    1. VMWARE-ROOT-MIB.mib
    2. VMWARE-TC-MIB.mib
    3. VMWARE-PRODUCTS-MIB.mib

結果

これで、管理ソフトウェアが vCenter Server からのトラップを受信し、解釈できるようになります。