vSphere インベントリ オブジェクトに対するワークフロー コンテキスト操作の管理

VMware Aria Automation Orchestrator を使用すると、ワークフローをさまざまな vSphere オブジェクト タイプに関連付けて、vSphere インベントリ オブジェクトを右クリックしたときにコンテキスト メニューに表示されるワークフローを増やすことができます。これらのワークフローを、より多くのオブジェクト タイプで実行することもできます。

コンテキスト操作を追加および編集したり、vSphere オブジェクトに対するワークフロー コンテキスト操作が含まれる構成ファイルをエクスポートおよびインポートしたりできます。

インベントリ オブジェクト タイプに関連付けられたワークフローは、インベントリ オブジェクトを右クリックしたときに表示されるコンテキスト メニューと、[アクション] メニューに一覧表示されます。

Automation Orchestrator グループを割り当てることができます。vSphere Client では、Automation Orchestrator グループのユーザーと VMware Aria Automation Orchestrator 管理者グループのユーザーが、vSphere インベントリ オブジェクトに対して、定義されたコンテキスト操作を使用できます。

vSphere Client での Automation Orchestrator グループの割り当て

VMware Aria Automation Orchestrator を使用して Automation Orchestrator グループを割り当てることができます。グループ内のユーザーは、vSphere インベントリ オブジェクトに対して定義されたコンテキスト アクションを使用できます。

前提条件

• VMware Aria Automation Orchestrator クライアントでグループが作成されていることを確認します。Automation Orchestrator グループとその作成方法の詳細については、『VMware Aria Automation Orchestrator の使用』ドキュメントのvRealize Orchestrator Roles and Groupsを参照してください。
• vSphere Client に VMware Aria Automation Orchestrator 管理者グループのメンバーとしてログインします。VMware Aria Automation Orchestrator のロールとグループの詳細については、『VMware Aria Automation Orchestrator の使用』ドキュメントを参照してください。

手順

1. オブジェクト ナビゲータで、[vRealize Orchestrator] をクリックします。
   環境および vCenter Server と VMware Aria Automation Orchestrator の統合によっては、インターフェイス コントロールの名前が [VMware Aria Automation Orchestrator] になる場合があります。
2. [グループの割り当て] タブをクリックします。
   コンテキスト操作を使用できるすべてのグループのリストが表示されます。
3. [割り当て] をクリックします。
4. リストからグループを選択し、[割り当て] をクリックします。
   グループは、割り当てられたグループのリストに表示されます。

ワークフローと vSphere インベントリ オブジェクト タイプの関連付け

VMware Aria Automation Orchestrator ワークフローを vSphere オブジェクト タイプ（ホストなど）に関連付けて、そのタイプのインベントリ オブジェクトで直接ワークフローを実行できます。

インベントリ オブジェクト タイプに関連付けられたワークフローは、インベントリ オブジェクトを右クリックすると表示されるコンテキスト メニュー、および [アクション] メニューにリストされます。

前提条件

• vSphere Client の VMware Aria Automation Orchestrator プラグインが構成されていることを確認します。vSphere Client の VMware Aria Automation Orchestrator プラグインの構成については、『VMware Aria Automation Orchestrator プラグインの使用』ドキュメントを参照してください。
• vSphere Client に VMware Aria Automation Orchestrator 管理者グループのメンバーとしてログインします。VMware Aria Automation Orchestrator のロールとグループの詳細については、『VMware Aria Automation Orchestrator の使用』ドキュメントを参照してください。

手順

1. オブジェクト ナビゲータで、[vRealize Orchestrator] をクリックします。
   環境および vCenter Server と VMware Aria Automation Orchestrator の統合によっては、インターフェイス コントロールの名前が [VMware Aria Automation Orchestrator] になる場合があります。
2. [コンテキスト操作] タブをクリックします。
3. [追加] をクリックして、ワークフローを追加します。
4. ワークフロー ライブラリ内を移動し、追加するワークフローを見つけて選択します。
5. [オブジェクトのタイプ] で、ワークフローに関連付ける vSphere オブジェクト タイプを選択します。
6. （オプション） 追加アイコンまたは削除アイコンを使用して、オブジェクト タイプを追加または削除します。
   オブジェクト タイプを削除するには、複数のオブジェクト タイプを選択する必要があります。
7. （オプション） [複数選択を許可] チェック ボックスをオンにします。
   複数選択が有効なときは、ワークフローの実行時に同じタイプの vSphere オブジェクトを複数選択できます。
8. [割り当て] をクリックします。
   ワークフローのリストにワークフローが表示されます。

vSphere オブジェクトに対するワークフロー コンテキスト操作の編集

VMware Aria Automation Orchestrator ワークフローと vSphere インベントリのオブジェクトを関連付けた後、vSphere インベントリのオブジェクトに対するワークフロー コンテキスト操作を編集できます。

前提条件

• vSphere Client の VMware Aria Automation Orchestrator プラグインが構成されていることを確認します。vSphere Client の VMware Aria Automation Orchestrator プラグインの構成については、『VMware Aria Automation Orchestrator プラグインの使用』ドキュメントを参照してください。
• vSphere Client に VMware Aria Automation Orchestrator 管理者グループのメンバーとしてログインします。VMware Aria Automation Orchestrator のロールとグループの詳細については、『VMware Aria Automation Orchestrator の使用』ドキュメントを参照してください。

手順

1. オブジェクト ナビゲータで、[vRealize Orchestrator] をクリックします。
   環境および vCenter Server と VMware Aria Automation Orchestrator の統合によっては、インターフェイス コントロールの名前が [VMware Aria Automation Orchestrator] になる場合があります。
2. [コンテキスト操作] タブをクリックします。
3. 編集するワークフローをクリックします。
   ダイアログ ボックスが表示されます。
4. コンテキスト操作のプロパティを変更します。
5. [保存] をクリックします。

vSphere オブジェクトに対するワークフロー コンテキスト操作のエクスポート

vSphere インベントリ内のオブジェクトに対する VMware Aria Automation Orchestrator ワークフロー コンテキスト操作は、JSON ファイルを使用して転送できます。

前提条件

• vSphere Client の VMware Aria Automation Orchestrator プラグインが構成されていることを確認します。vSphere Client の VMware Aria Automation Orchestrator プラグインの構成については、『VMware Aria Automation Orchestrator プラグインの使用』ドキュメントを参照してください。
• vSphere Client に VMware Aria Automation Orchestrator 管理者グループのメンバーとしてログインします。VMware Aria Automation Orchestrator のロールとグループの詳細については、『VMware Aria Automation Orchestrator の使用』ドキュメントを参照してください。

手順

1. オブジェクト ナビゲータで、[vRealize Orchestrator] をクリックします。
   環境および vCenter Server と VMware Aria Automation Orchestrator の統合によっては、インターフェイス コントロールの名前が [VMware Aria Automation Orchestrator] になる場合があります。
2. [コンテキスト操作] タブをクリックします。
3. [詳細] > [ エクスポート] をクリックします。
4. JSON ファイルを保存する場所を選択し、[保存] をクリックします。

vSphere オブジェクトに対するワークフロー コンテキスト操作のインポート

vSphere インベントリ内のオブジェクトに対する VMware Aria Automation Orchestrator ワークフロー コンテキスト操作が含まれた JSON ファイルをインポートできます。

前提条件

• vSphere Client の VMware Aria Automation Orchestrator プラグインが構成されていることを確認します。vSphere Client の VMware Aria Automation Orchestrator プラグインの構成については、『VMware Aria Automation Orchestrator プラグインの使用』ドキュメントを参照してください。
• vSphere Client に VMware Aria Automation Orchestrator 管理者グループのメンバーとしてログインします。VMware Aria Automation Orchestrator のロールとグループの詳細については、『VMware Aria Automation Orchestrator の使用』ドキュメントを参照してください。

手順

1. オブジェクト ナビゲータで、[vRealize Orchestrator] をクリックします。
   環境および vCenter Server と VMware Aria Automation Orchestrator の統合によっては、インターフェイス コントロールの名前が [VMware Aria Automation Orchestrator] になる場合があります。
2. [コンテキスト操作] タブをクリックします。
3. [詳細] > [インポート] をクリックします。
4. インポートする JSON ファイルを参照して選択し、[開く] をクリックします。

結果

VMware Aria Automation Orchestrator は、ワークフロー コンテキスト操作の 2 つのセットを比較し、欠落しているワークフロー コンテキスト操作をインポートします。