vSphere Client でカスタム属性を使用すると、特定のカスタム属性をもつ各オブジェクトにユーザー固有の値を割り当てることができます。
属性を作成したら、必要に応じて、各仮想マシンまたは管理対象ホストで属性の値を設定します。この値は、仮想マシンや管理対象ホストではなく、vCenter Server に保存されます。新しい属性を使用して、仮想マシンおよび管理対象ホストの情報をフィルタリングします。カスタム属性が不要になった場合は削除します。カスタム属性は、常に文字列で指定します。
たとえば、複数の製品をセールス担当者別にソートするとします。その場合は、セールス担当者名のカスタム属性「Name」を作成します。カスタム属性 「Name」 列をリスト ビューの 1 つに追加します。各製品のエントリにセールス担当者の名前を追加します。列のタイトル 「Name」 をクリックし、アルファベット順にソートします。
カスタム属性機能は、vCenter Server システムに接続している場合のみ使用できます。
vSphere Client でカスタム属性を追加および編集する方法
vSphere Client では、カスタム属性を作成して、これらのカスタム キーをホスト、仮想マシン、クラスタ、ネットワークなどのオブジェクトに関連付けることができます。その後、カスタム属性を使用して、vCenter Server 環境内の特定のオブジェクトにユーザー固有の値を割り当てることができます。
属性を作成したら、各インベントリ オブジェクトで属性に適切な値を設定します。属性値は、インベントリ オブジェクトではなく、vCenter Server に保存されます。新しい属性を使用して、インベントリ オブジェクトをフィルタリングします。カスタム属性が不要になった場合は削除します。カスタム属性は、常に文字列で指定します。
- インベントリ オブジェクトの仮想マシン タイプに 仮想マシン所有者 カスタム属性を作成します。
- 必要な各仮想マシン エントリに所有者の名前を追加し、[グローバル インベントリ リスト] ペインを使用して、仮想マシン所有者 カスタム属性列をリスト ビューの 1 つに追加します。
- これで、[仮想マシン所有者] 列をクリックすると、所有者の名前順にソートできます。
ヒント: カスタム属性列を使用してインベントリ オブジェクトのリストをソートできない場合は、リスト ビューのコンテンツをエクスポートしてから、保存した CSV ファイルでソート オプションを使用することができます。