vSphere Client インベントリの移動、検索、およびソートの方法を説明します。
グローバル インベントリ リスト ナビゲータの使用方法
階層型のインベントリ ツリーの代わりに vSphere [グローバル インベントリ リスト] ナビゲータを使用して、vSphere インベントリ内のオブジェクトを参照して選択できます。
インベントリ ツリーでは親オブジェクトと子オブジェクトの階層的な配置が [ホストおよびクラスタ]、[仮想マシンとテンプレート]、[ストレージ]、[ネットワーク] の各インベントリ リスト内の配置で示されますが、グローバル インベントリ リスト ナビゲータには、インベントリ内の関連するすべてのオブジェクトのリストが表示されます。オブジェクトのタイプに関係なく、オブジェクトからその関連オブジェクトに移動できます。
手順
vSphere Client のインベントリ キーボード ショートカット
vSphere Client のさまざまなインベントリにすばやく移動する際に使用できるインベントリ キーボード ショートカットの一部を確認します。
Windows マシンでのキーボードの組み合わせ | Mac マシンでのキーボードの組み合わせ | アクション |
---|---|---|
Ctrl+Alt+Home | Control+Option+Home | ホーム |
Ctrl+Alt+1 | Control+Option+1 | ショートカット |
Ctrl+Alt+2 | Control+Option+2 | ホストおよびクラスタ |
Ctrl+Alt+3 | Control+Option+3 | 仮想マシンおよびテンプレート |
Ctrl+Alt+4 | Control+Option+4 | ストレージ |
Ctrl+Alt+5 | Control+Option+5 | ネットワーク |
Ctrl+Alt+6 | Control+Option+6 | コンテンツ ライブラリ |
Ctrl+Alt+7 | Control+Option+7 | ワークロード管理 |
Ctrl+Alt+8 | Control+Option+8 | グローバル インベントリ リスト |
Ctrl+Alt+R | Control+Option+R | 更新 |
Ctrl+Alt+S を 2 回繰り返します | Ctrl+Option+S を 2 回繰り返します | 検索 |
vSphere Client インベントリ オブジェクトのソート方法
ソート可能な列と入力フィルタを使用して、vSphere Client インベントリ内で特定の条件を満たすオブジェクトをソートおよび検索できます。
リスト ビューを列でソートできます。リスト ビューは、[グローバル インベントリ リスト] ペインで選択するか、検索結果で見つけることができます。
たとえば、仮想マシンを名前、プロビジョニング済み容量、使用済み容量などでソートできます。
手順
クイック フィルタを使用して vSphere Client インベントリ内のオブジェクトを検索する方法
リスト ビューから、クイック フィルタ フィールドを使用し、特定の値を入力して、オブジェクトをフィルタリングできます。
手順
次のタスク
詳細フィルタを使用して vSphere Client インベントリ内のオブジェクトを検索する方法
詳細フィルタ オプションを使用して、一連のフィルタリング基準を作成し、vSphere Client 内の特定のオブジェクトを検索できます。
手順
次のタスク
インベントリ リストに適用されているすべてのフィルタを削除するには、[すべてクリア] をクリックします。
vSphere Client インベントリの検索方法
vSphere Client では、指定した条件と一致するオブジェクトをインベントリで検索することができます。すべての vCenter Server システムのインベントリを検索できます。
表示する権限のあるインベントリ オブジェクトのみ、表示および検索ができます。
クイック検索の実行
簡単検索では、すべてのタイプのオブジェクトを対象に、指定した検索語がオブジェクトの名前またはその他のプロパティ内にあるかどうかをチェックします。
- vSphere Client ウィンドウの上部にある検索ボックスに検索語を入力します。
簡単検索または単純検索では、複数の検索語が OR で接続されているように処理されます。たとえば、example machine を検索した場合は、名前に 「example」 または 「machine」 が含まれるすべてのオブジェクトが検索されます。
入力すると、検索ボックスの下に検索結果が表示されます。表示される項目は、最大で 10 個です。
- (オプション) 保存した検索を実行するには、保存済みの検索のアイコンをクリックし、保存済みの検索クエリを選択します。
- (オプション) インベントリに項目を表示するには、検索結果のドロップダウン リストで項目をクリックします。
- (オプション) 他の検索結果、または検索結果の詳細を表示するには、検索結果のドロップダウン リストで検索結果の概要をクリックします。
- (オプション) インベントリにオブジェクトを表示するには、検索結果でそのオブジェクトをクリックします。
検索結果は、オブジェクト タイプによって並べ替えられた表に一覧表示されます。たとえば、検索でホストおよび仮想マシンが検出されると、次の表が表示されます:[ホスト](ホストの結果のみ表示)、[仮想マシン](仮想マシンの結果のみ表示)。
検索の保存
検索クエリを後で再実行、名前変更、または削除できるように vSphere Client に保存することができます。
- vSphere Client ウィンドウで、検索ボックスに単純な検索のクエリを入力します。
- 検索結果が表示されたドロップダウン リストで、検索結果のサマリをクリックします。
- 検索結果ページで、[検索を保存] をクリックします。
- 検索クエリの名前を入力します。名前は小文字で指定する必要があります。スペースは含めないでください。
- [保存] をクリックします。
入力した検索クエリが保存されます。保存されたクエリをあとで再度読み込めば検索を再実行できます。
保存済み検索の管理
vSphere Client では、保存済み検索クエリの名前変更、削除、または複製の作成を行うことができます。
- vSphere Client ウィンドウの上部にある検索ボックスの内側をクリックします。
- 保存済み検索アイコンをクリックし、保存済み検索クエリを選択します。
- [検索結果] ページで [アクション] をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
オプション 説明 名前を付けて保存 保存済み検索クエリの複製を作成します。 名前の変更 保存済み検索クエリの名前を変更します。 削除 保存済み検索クエリを削除します。 - 変更内容を確認します。
vSphere インベントリ リストをエクスポートする方法
vSphere Client では、インベントリのリスト ビューの内容を CSV ファイルにエクスポートできます。