vSphere Client では、データセンター オブジェクト、フォルダ オブジェクト、またはクラスタ オブジェクトにホストを追加できます。ホストに仮想マシンが含まれている場合、それらの仮想マシンはインベントリにも追加されます。
前提条件
- インベントリに、データセンターまたはフォルダがあることを確認します。
- ホストの root ユーザー アカウントのユーザー名およびパスワードを取得します。
- ファイアウォールの背後に置かれたホストが、ポート 902 またはカスタム構成されたほかのポートを通じて vCenter Server システムおよびその他すべてのホストと通信できることを確認します。
- ホスト上のすべての NFS マウントが有効であることを確認します。
- 適切な権限があることを確認します。1 つのクラスタに複数のホストを追加した場合と、1 つのクラスタまたは 1 つのデータセンターに 1 台のホストを追加した場合では、異なる権限セットが適用されます。詳細については、『vSphere セキュリティ』ドキュメントの一般的なタスクに必要な権限を参照してください。
- 512 LUN および 2,048 パスを超えるホストを vCenter Server インベントリに追加する場合は、vCenter Server インスタンスが、大規模または特大規模環境に適していることを確認します。
手順
- vSphere Client で、データセンター、またはデータセンター内のフォルダに移動します。
- データセンターまたはフォルダを右クリックし、[ホストの追加] を選択します。
- [名前と場所] 画面でホストの IP アドレスまたは名前を入力し、[次へ] をクリックします。
- [接続設定] 画面で管理者の認証情報を入力し、[次へ] をクリックします。
- [ホスト サマリ] 画面でホストの詳細のサマリを確認し、[次へ] をクリックします。
- [ホストのライフサイクル] 画面では、[イメージを使用してホストを管理] チェック ボックスがデフォルトでオンになっています。
- イメージを使用してホストを管理する場合は、このチェック ボックスをオンのままにして、[次へ] をクリックします。
イメージを使用して、vCenter Server インベントリに含まれるスタンドアローン ESXi ホストのライフサイクルを管理する方法については、『ホストとクラスタのライフサイクルの管理』ドキュメントのvSphere Lifecycle Manager イメージを使用したスタンドアローン ESXi ホストの管理を参照してください。
- イメージを使用してホストを管理しない場合は、このチェック ボックスをオフにして、[次へ] をクリックします。
- イメージを使用してホストを管理する場合は、このチェック ボックスをオンのままにして、[次へ] をクリックします。
- イメージを使用してホストを管理する場合は、[イメージ] 画面で目的のイメージを設定し、[次へ] をクリックします。
- ESXi のバージョンを選択します。
- (オプション) ベンダー アドオンとアドオンのバージョンを選択します。
- [ライセンスの割り当て] 画面で、ホストにライセンスを追加します。
- 既存のライセンスを割り当てて、[次へ] をクリックします。
- 新しいライセンスを割り当てます。
- [新規ライセンスを作成] をクリックします。[処理中の作業] で [ホストの追加] ウィザードが最小化され、[新規ライセンス] ウィザードが表示されます。
- 新しいライセンス キーを My VMware からコピー アンド ペーストするか入力して、[次へ] をクリックします。
- ライセンスの新しい名前を入力して、[次へ] をクリックします。
- 新しいライセンスを確認して、[終了] をクリックします。
- [ライセンスの割り当て] 画面で、[次へ] をクリックします。
- (オプション) vCenter Server がこのホストの制御を取得した後に、ロックダウン モード オプションを選択して、管理者アカウントのリモート アクセスを無効にし、[次へ] をクリックします。
- (オプション) [仮想マシンの場所] 画面で、ホスト上にある仮想マシンの場所を選択し、[次へ] をクリックします。
- 概要を確認し、[終了] をクリックします。
結果
ホストを追加するための新しいタスクが [最近のタスク] ペインに表示されます。タスクの完了に数分間かかる場合があります。