vCenter Server アプライアンスをデプロイしたら、vCenter Server が管理するインベントリを追加する前に、ここに示されているインストール後のオプションを検討してください。

仮想マシンに Windows 11 をゲスト OS としてインストールする場合は、キー プロバイダを構成する必要があります。Windows 11 をインストールするには、Trusted Platform Module (TPM) 2.0 が必要です。物理 TPM を使用する代わりに、仮想マシンに Windows 11 をゲスト OS としてインストールする場合は、仮想 Trusted Platform Module (vTPM) を使用できます。vTPM は、物理 TPM 2.0 チップをソフトウェアベースで表現したものです。vTPM は、重要な TPM データをセキュリティで保護するために仮想マシンの暗号化に依存しているため、キー プロバイダを構成する必要があります。vSphere でサポートされているキー プロバイダの詳細については、『vSphere セキュリティ』ドキュメントの「仮想マシンの暗号化」の章を参照してください。最も簡単な方法は、VMware vSphere® Native Key Provider™ を構成することです。vSphere Native Key Provider は、すべての vSphere エディションに含まれており、外部キー サーバは必要としません。vSphere Native Key Provider の構成の詳細については、『vSphere セキュリティ』ドキュメントの「vSphere Native Key Provider の構成と管理」の章を参照してください。すべてのセキュリティ ソリューションと同様に、vSphere Native Key Provider を使用する場合のシステム設計、実装に関する考慮事項、トレードオフを考慮してください。

vSphere Authentication Proxy サービスの設定については、『vSphere セキュリティ』を参照してください。

vCenter Server のアップグレードの詳細については、『vCenter Server のアップグレード』を参照してください。