さまざまな仮想 CPU トポロジが、仮想マシンのゲスト OS からのスケジュール設定と配置に影響を与えます。

デフォルトでは、ESXi ホストは、基盤となるハードウェアに合った仮想トポロジを自動的に選択します。vSphere 8.0 では、仮想 CPU トポロジを手動で構成できます。たとえば、NUMA ノードあたりの仮想 CPU 数を変更したり、仮想デバイスを仮想 NUMA ノードに割り当てたり、未割り当てのままにしたりできます。

仮想マシンを編集した場合、または vMotion で仮想マシンを移行した場合、構成は保持されます。

仮想 CPU トポロジと仮想 NUMA の詳細については、『vSphere リソース管理』ドキュメントを参照してください。

前提条件

  • 仮想マシンの要件：
    • ハードウェア バージョン 20 以降
    • 仮想マシンがパワーオフしていることを確認します。

手順

  1. 仮想マシンに移動し、[アクション] メニューで [設定の編集] をクリックします。
  2. [仮想マシン オプション] タブで、[CPU トポロジ] をクリックします。
  3. 仮想マシンの CPU トポロジを構成します。仮想マシンの CPU トポロジの構成
    オプション 説明
    ソケットごとのコア シソケットあたりのコア数を自動的に割り当てるようにシステムを設定するか、ソケットあたりのコア数を手動で指定するかを選択します。
    CPU のホット プラグ 有効にすると、仮想マシンは実行中に仮想 CPU をホット アドします。[CPU ホット プラグ] を有効にすると、仮想 NUMA は無効になり、ホット アドされた CPU は単一の NUMA ノードで実行されます。仮想 NUMA を有効にして、ホット アドされた CPU を新しい仮想 NUMA ノードに表示できるようにするには、[詳細パラメータ] タブの [属性] フィールドに numa.allowHotadd パラメータを入力し、値を TRUE に設定します。

    詳細については、VMware ナレッジベースの記事 (https://kb.vmware.com/s/article/87651) を参照してください。
    NUMA ノード NUMA ノードの数はパワーオン時に自動的に構成するか、手動で構成します。
    デバイスの割り当て NUMA ノードを手動で構成するように選択した場合、デバイスを NUMA ノードに割り当てるには、各デバイスの前に表示される縦の省略符号アイコン (縦の省略符号アイコン) をクリックして、NUMA ノードを選択します。
  4. [OK] をクリックします。

結果

仮想マシンの [サマリ] タブで、ESXi ホストによって公開される CPU トポロジ（自動または手動）を監視できます。