仮想マシンの名前や場所、構成ファイルの場所、オペレーティング システムなど、仮想マシンの一般的な設定を表示または変更します。
仮想マシンの名前の変更
仮想マシンの名前は、仮想マシンが配置されているフォルダ内で一意にする必要があります。同じ名前を持つ既存の仮想マシンがある、別のデータストア フォルダまたはホストに仮想マシンを移動する場合、仮想マシンの名前が一意になるように名前を変更する必要があります。
仮想マシンの名前を変更する場合、仮想マシンを特定するために使用する名前を vCenter Server インベントリで変更します。このアクションでは、ゲスト OS がコンピュータ名として使用している名前を変更できません。
仮想マシンの名前によって、ディスク上の仮想マシンのファイルとフォルダの名前も決まります。たとえば、仮想マシンに win8 という名前を付けると、その仮想マシンのファイル名は win8.vmx、win8.vmdk、win8.nvram のようになります。仮想マシンの名前を変更しても、データストア上のファイルの名前は変更されません。
手順
- インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
- [仮想マシン オプション] タブをクリックし、[一般オプション] を展開します。
- 既存の名前を削除し、[仮想マシン名] テキスト ボックスに仮想マシンの新しい名前を入力します。
- [OK] をクリックします。
仮想マシンの構成ファイルと作業ファイルの場所の表示
仮想マシンの構成ファイルと作業ファイルの場所を表示できます。この情報は、バックアップ システムの構成の際に表示されます。
前提条件
仮想マシンがパワーオフされていることを確認します。
手順
構成されたゲスト OS の変更
仮想マシン設定のゲスト OS のタイプを変更するときには、仮想マシンの構成ファイル内のそのゲスト OS の設定を変更します。ゲスト OS 自体を変更するには、仮想マシンに新しいオペレーティング システムをインストールする必要があります。
たとえば、仮想マシンにインストールされたゲスト OS をアップグレードした場合、ゲスト OS を変更している可能性があります。
新しい仮想マシンのゲスト OS のタイプを設定する場合、vCenter Server ではそのゲスト OS のタイプに基づいて構成のデフォルトが選択されます。仮想マシンが作成されたあとでゲスト OS のタイプを変更しても、さかのぼってそれらの設定が変更されることはありません。これは、変更後に提供される推奨および設定範囲に影響します。
前提条件
手順
- インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
- [仮想マシン オプション] タブをクリックし、[一般オプション] を展開します。
- [ゲスト OS] ドロップダウン メニューで、ゲスト OS ファミリを選択します。
- [ゲスト OS のバージョン] ドロップダウン メニューで、ゲスト OS のバージョンを選択します。
- [OK] をクリックします。