vSphere 用の VMware Remote Console プロキシ(VMRC プロキシ)は、vCenter Server システム内のサービスで、VMRC と ESXi ホスト間のネットワーク トラフィックを転送します。VMRC プロキシを使用する場合、VMRC は ESXi ホストへの直接ネットワーク接続を必要としません。

VMRC プロキシは有効/無効を切り替えることができます。また、VMRC プロキシの設定を変更することで vCenter Server システムのワークロードを削減することもできます。

VMware Remote Console プロキシの有効化

VMRC プロキシはデフォルトでは無効になっています。VMRC プロキシ サービスを有効にするには、vCenter Server システムの [詳細設定] を使用します。

前提条件

Global.Settings 権限を持っていることを確認します。

手順

  1. vSphere Client で、vCenter Server インスタンスに移動して選択します。
  2. [設定] タブで [詳細設定] を選択します。
  3. [設定の編集] をクリックします。
    [vCenter Server の詳細設定の編集] ダイアログ ボックスが開きます。
  4. [名前] テキスト ボックスに次のサービスの名前を入力します:config.mksdevproxy.enable
  5. [値] テキスト ボックスに、true と入力して、[追加] をクリックします。
  6. [保存] をクリックします。
    プロキシ設定は、すべての構成パラメータを含むリストに表示されます。

VMware Remote Console プロキシの無効化

vCenter Server 構成を簡素化するために、VMRC プロキシを無効にすることができます。

前提条件

Global.Settings 権限を持っていることを確認します。

手順

  1. vSphere Client で、vCenter Server インスタンスに移動して選択します。
  2. [設定] タブで [詳細設定] を選択します。
  3. [設定の編集] をクリックします。
    [vCenter Server の詳細設定の編集] ダイアログ ボックスが開きます。
  4. [名前] 列の[フィルタ] アイコンをクリックします。
  5. VMRC プロキシ パラメータを表示するには、テキスト ボックスに config.mksdevproxy.enable と入力し、ダイアログ ボックスを閉じます。
  6. [値] テキスト ボックスに、false と入力して、[保存] をクリックします。