Avi Controller は常に管理ネットワークにデプロイされ、vCenter Server、ESXi ホスト、および スーパーバイザー 制御プレーン ノードとのインターフェイスを行うことができます。サービス エンジンは、管理ネットワークおよびデータ ネットワークへのインターフェイスを使用してデプロイされます。

vSphere ネットワークと NSX Advanced Load Balancer を使用するスーパーバイザーの図。サービス エンジンには、管理ネットワークとデータ ネットワークへのインターフェイスがあります。

MGMT-VLAN1009 などの管理ネットワークには Avi Controller が配置され、サービスエンジンの管理インターフェイスが接続されます。

DATA-VLAN1068 などのデータ ネットワークには、仮想 IP アドレスを配置するためのサービス エンジン インターフェイスが接続されます。クライアント トラフィックが VIP に到達すると、サービス エンジンはこのネットワークを介してワークロード ネットワーク IP アドレスへのトラフィックをロード バランシングします。

TKGS-VLAN1000 などのワークロード ネットワークでは、Tanzu Kubernetes Grid クラスタが実行されます。サービス エンジンは、ワークロード ネットワークへのインターフェイスを必要としません。

サービス エンジンはワンアーム モードで実行されます。ロード バランシングされたトラフィックは、サービス エンジンによってルーター経由でワークロード ネットワークにルーティングされます。サービス エンジンは、データ ネットワークの DHCP からデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを取得しません。サービス エンジンがワークロード ネットワークおよびクライアント IP アドレスにトラフィックを適切にルーティングできるように、スタティック ルートを構成する必要があります。

このトポロジでは、サービス エンジンを単一のネットワークに配置できます。サービス エンジンの作成とネットワーク接続は、Avi Controller によって自動実行されます。

NSX Advanced Load Balancer のインストールと構成の詳細については、NSX Advanced Load Balancer のインストールと構成を参照してください。