vSphere 向け Kubernetes CLI Tools を使用して スーパーバイザー 制御プレーンにログインし、権限を持っている vSphere 名前空間 にアクセスして、vSphere ポッド、Tanzu Kubernetes Grid クラスタ、仮想マシンをデプロイおよび管理できます。
Kubernetes CLI Tools のダウンロード パッケージには、標準のオープンソース kubectl と kubectl 向けの vSphere プラグイン の 2 つの実行可能ファイルが含まれています。kubectl CLI は、プラグイン可能なアーキテクチャを備えています。kubectl 向けの vSphere プラグイン では、kubectl で使用できるコマンドが拡張されているため、vCenter Single Sign-On の認証情報によって スーパーバイザー および Tanzu Kubernetes Grid クラスタに接続できます。
注: ベスト プラクティスとして、
vSphere 名前空間 のアップデートを実行し、
スーパーバイザー をアップグレードした後で、
kubectl 向けの vSphere プラグイン をアップデートしてください。『
vSphere IaaS 制御プレーンのメンテナンス』の
Update the vSphere Plugin for kubectlを参照してください。
手順
- スーパーバイザー 制御プレーンの IP アドレスまたは FQDN を取得します。これは、vSphere 向け Kubernetes CLI Tools のダウンロード URL でもあります。
vSphere 環境へのアクセス権がない DevOps エンジニアの場合は、次の手順を実行するように vSphere 管理者に依頼することが考えられます。
- vSphere Client で、 の順に移動して、vSphere 名前空間 を選択します。
- タブを選択し、 ペインを特定します。
- [CLI ツールへのリンク] で、[開く] または [リンクのコピー] をクリックします。
- ブラウザで、[Kubernetes CLI Tools] のダウンロード URL を開きます。
- オペレーティング システムを選択します。
-
vsphere-plugin.zip
ファイルをダウンロードします。
- この ZIP ファイルのコンテンツを作業ディレクトリに解凍します。
vsphere-plugin.zip パッケージには、
kubectl と
kubectl 向けの vSphere プラグイン の 2 つの実行可能ファイルが含まれています。
kubectl
は標準の Kubernetes CLI です。
kubectl-vsphere
は、
vCenter Single Sign-On の認証情報を使用して
スーパーバイザー および
Tanzu Kubernetes クラスタで認証を行う際に役立つ
kubectl 向けの vSphere プラグイン です。
- 両方の実行ファイルの場所をシステムの PATH 変数に追加します。
- kubectl CLI のインストールを確認するには、シェル、ターミナル、またはコマンド プロンプトのセッションを開始し、
kubectl
コマンドを実行します。
kubectl のバナー メッセージと、CLI のコマンドライン オプションのリストが表示されます。
- kubectl 向けの vSphere プラグイン のインストールを確認するには、
kubectl vsphere
コマンドを実行します。
kubectl 向けの vSphere プラグイン のバナー メッセージと、プラグインのコマンドライン オプションのリストが表示されます。