ホスト アップリンク プロファイルは、ESXi ホストから NSX セグメントへのアップリンクのポリシーを定義します。

手順

  1. NSX Manager にログインします。
  2. [システム] > [ファブリック] > [プロファイル] > [アップリンク プロファイル] > [プロファイルの追加 (ADD PROFILE)] の順に選択します。
  3. アップリンク プロファイルの名前と、オプションでアップリンク プロファイルの説明を入力します。
    例: ESXI-UPLINK-PROFILE
  4. [チーミング] セクションで、[追加] をクリックしてチーミング ポリシーの名前を追加し、[FAILOVER_ORDER] ポリシーを構成します。
    アクティブ アップリンクのリストが指定され、トランスポート ノードの各インターフェイスが 1 つのアクティブ アップリンクに固定されます。この設定により、複数のアクティブ アップリンクを同時に使用できます。
  5. アクティブ リンクとスタンバイ リンクを構成します。
    たとえば、 uplink-1 をアクティブ アップリンクとして、 uplink-2 をスタンバイ アップリンクとして構成します。
  6. (オプション) トランスポート VLAN の値を入力します。例:1060
    アップリンク プロファイルで設定されたトランスポート VLAN がオーバーレイ トラフィックをタグ付けし、VLAN ID はトンネル エンドポイント (TEP) によって使用されます。
  7. MTU 値を入力します。値は 1,600 以上にする必要がありますが、物理スイッチと vSphere Distributed Switch の MTU 値よりも大きくすることはできません。
    NSX は、グローバルのデフォルト MTU 値 1700 を使用します。

結果

アップリンクを [アップリンク プロファイル] 画面で確認します。

NSX Edge アップリンク プロファイルの作成

アップリンクは、NSX Edge ノードから NSX 論理スイッチへのリンクです。アップリンク プロファイルは、チーミング ポリシー、アクティブ リンク、スタンバイ リンク、トランスポート VLAN ID、MTU 値を設定することによってアップリンクのポリシーを定義します。

アップリンク プロファイルを作成し、フェイルオーバーの順序チーミング ポリシーを追加して、Edge 仮想マシンのオーバーレイ トラフィックに対して 1 つのアップリンクが使用されるようにします。

手順

  1. NSX Manager にログインします。
  2. [システム] > [ファブリック] > [プロファイル] > [アップリンク プロファイル] > [プロファイルの追加 (ADD PROFILE)] > [ の順に選択します。].
  3. アップリンク プロファイルの名前と、オプションでアップリンク プロファイルの説明を入力します。
    例: EDGE-UPLINK-PROFILE
  4. [チーミング] セクションで、[追加] をクリックしてチーミング ポリシーの名前を追加し、[FAILOVER_ORDER] ポリシーを構成します。
    アクティブ アップリンクのリストが指定され、トランスポート ノードの各インターフェイスが 1 つのアクティブ アップリンクに固定されます。この設定により、複数のアクティブ アップリンクを同時に使用できます。
  5. アクティブ アップリンクを構成します。
    たとえば、 uplink-1 をアクティブ アップリンクとして構成します。

結果

アップリンクを [アップリンク プロファイル] 画面で確認します。

トランスポート ノード プロファイルの作成

トランスポート ノード プロファイルは、プロファイルが添付されている特定のクラスタ内のホストに NSX をどのようにインストールして構成するかを定義します。ESXi クラスタをトランスポート ノードとして準備する前に、トランスポート ノード プロファイルを作成します。

注: トランスポート ノード プロファイルは、ホストにのみ適用されます。 NSX Edge トランスポート ノードには適用できません。

前提条件

手順

  1. NSX Manager にログインします。
  2. [システム] > [ファブリック (Fabric)] > [ホスト] の順に選択します。
  3. [ホスト] 画面で、[トランスポート ノード プロファイル (Transport Node Profile)] > [トランスポート ノード プロファイルの追加 (ADD TRANSPORT NODE PROFILE)] の順に選択します。
  4. トランスポート ノード プロファイルを識別する名前を入力します。例:HOST-TRANSPORT-NODE-PROFILE
    オプションで、トランスポート ノード プロファイルについての説明を追加できます。
  5. [ホスト スイッチ] フィールドで、[設定] を選択します。
  6. [ホスト スイッチ (Host Switch)] ウィンドウで、スイッチの詳細を入力します。
    オプション 説明
    vCenter Server [vCenter Server] を選択します。
    タイプ ホストで構成されるスイッチ タイプを選択します。[VDS] を選択します。
    Distributed Switch 選択した vCenter Server に作成した VDS を選択します。例:wcp_vds_1
    トランスポート ゾーン 以前に作成したオーバーレイ トランスポート ゾーンを選択します。例:overlayTZ
    アップリンク プロファイル 以前に作成したホスト アップリンク プロファイルを選択します。例:ESXI-UPLINK-PROFILE
    IP アドレス タイプ IPv4 を選択します。
    IPv4 の割り当て [Use IP Pool] を選択します。
    IPv4 プール 以前に作成したホスト TEP プールを選択します。例:ESXI-TEP-IP-POOL
    チーミング ポリシー アップリンク マッピング [追加] をクリックし、NSX アップリンク プロファイルで定義されているアップリンクを vSphere Distributed Switch アップリンクにマッピングします。たとえば、uplink-1Uplink 1 にマッピングし、uplink-2Uplink 2 にマッピングします。
  7. [追加][適用] の順にクリックします。
  8. [保存] をクリックして構成を保存します。

結果

作成したプロファイルが [トランスポート ノード プロファイル] 画面に一覧表示されます。

NSX Edge クラスタ プロファイルの作成

NSX Edge トランスポート ノードのポリシーを定義する NSX Edge クラスタ プロファイルを作成します。

前提条件

NSX Edge クラスタが使用可能であることを確認します。

手順

  1. NSX Manager にログインします。
  2. [システム] > [ファブリック] > [プロファイル] > [Edge クラスタ プロファイル (Edge Cluster Profiles)] > [プロファイルの追加 (ADD PROFILE)] > [ の順に選択します。].
  3. NSX Edge クラスタ プロファイルの詳細を入力します。
  4. NSX Edge クラスタ プロファイルの名前を入力します。例:Cluster Profile - 1
    必要に応じて、説明を入力します。
  5. その他の設定はデフォルトのままにします。
  6. [追加] をクリックします。