vSphere Zone を作成する方法を確認します。vSphere Zone を使用すると、スーパーバイザー で実行されている Kubernetes ワークロードにクラスタ レベルの高可用性を提供できます。Kubernetes ワークロードにクラスタ レベルの高可用性を提供するには、3 つの vSphere Zones に スーパーバイザー をデプロイします。各 vSphere Zone は、少なくとも 2 台のホストを持つ、1 つの vSphere クラスタにマッピングされます。
前提条件
- 各ゾーンに 3 台以上のホストを持つ 3 つの vSphere クラスタを作成します。vSAN ストレージの場合、クラスタには 4 台のホストが必要です。
- 各クラスタで、vSAN または他の共有ストレージ ソリューションを使用してストレージを構成します。
- 完全自動化モードまたは一部自動化モードで vSphere HA と vSphere DRS を有効にします。
- NSX または vSphere Distributed Switch (vDS) ネットワークを使用して、クラスタのネットワークを構成します。
手順
- vSphere Client で、vCenter Server に移動します。
- [構成] を選択し、[vSphere Zones] を選択します。
- [新規 vSphere Zone の追加] をクリックします。
- ゾーンに zone1 などの名前を付け、オプションで説明を追加します。
- ゾーンに追加する vSphere クラスタを選択し、[終了]をクリックします。
- 手順を繰り返して 3 つの vSphere Zones を作成します。
次のタスク
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- スーパーバイザー で使用するネットワーク スタックを構成します。vSphere IaaS control plane のネットワークを参照してください
- 作成した 3 つの vSphere Zones で スーパーバイザー を有効にします。『3 ゾーン スーパーバイザー のデプロイ』を参照してください。
vSphere Zone に変更を加える必要がある場合は、スーパーバイザー をデプロイする前に実行できます。
vSphere Zone の管理
vSphere Zone を変更する必要がある場合は、Zone に スーパーバイザー をデプロイする前に変更を行う必要があります。Zone に関連付けられているクラスタを変更することも、Zone を削除することもできます。vSphere Zone を削除すると、Zone に関連付けられているクラスタが削除され、次に Zone が vCenter Server から削除されます。
vSphere Zone からのクラスタの削除
vSphere Zone からクラスタを削除するには、ゾーン カード上の 3 つのドット (...) をクリックして [クラスタの削除] を選択します。クラスタが Zone から削除され、別のクラスタを追加できるようになります。
注: vSphere Zone ゾーンで
スーパーバイザー がすでに有効になっている場合は、その Zone からクラスタを削除することはできません。
vSphere Zone の削除
vSphere Zone を削除するには、ゾーン カード上の 3 つのドット (...) をクリックして
[ゾーンの削除] を選択します。
注: vSphere Zone で
スーパーバイザー がすでに有効になっている場合は、その Zone を削除することはできません。