VDS ネットワーク スタックが構成されている スーパーバイザー のワークロード ネットワークについて、その NTP および DNS サーバ設定を変更する方法を確認します。ワークロード ネットワーク用に構成する DNS サーバは、Kubernetes ワークロードに公開される外部 DNS サーバであり、スーパーバイザー の外部でホストされるデフォルトのドメイン名を解決します。
前提条件
- クラスタに関するクラスタ全体の構成の変更権限があることを確認します。
手順
- vSphere Client で、[ワークロード管理] を選択します。
- [スーパーバイザー] で、[スーパーバイザー]、[構成] の順に選択します。
- [ネットワーク] を選択し、[ワークロード ネットワーク] を展開します。
注:
vSphere 名前空間 に割り当て済みのワークロード ネットワークは削除できません。ワークロード ネットワークを削除する必要がある場合は、そのネットワークに接続されているすべての
vSphere 名前空間 を削除する必要があります。また、プライマリ ワークロード ネットワークは、編集も削除もできません。
- DNS サーバ設定を編集します。
vCenter Server などの vSphere 管理コンポーネントのドメイン名を解決できる DNS サーバのアドレスを入力します。
たとえば、10.142.7.1 のように入力します。
DNS サーバの IP アドレスを入力すると、各制御プレーン仮想マシンにスタティック ルートが追加されます。これは、DNS サーバへのトラフィックがワークロード ネットワークを通過することを意味します。
指定した DNS サーバが管理ネットワークとワークロード ネットワークの間で共有されている場合、制御プレーン仮想マシンの DNS ルックアップは、初期セットアップ後にワークロード ネットワークを介してルーティングされます。
- 必要に応じて NTP 設定を編集します。
- ワークロード ネットワーク設定を編集します。
- ワークロード ネットワークを選択し、[編集] をクリックします。
- [IP アドレス範囲] の横にある [追加] をクリックし、そのネットワーク上のワークロードに使用する新しい IP アドレス範囲を追加します。
この IP アドレス範囲は、サブネット マスクによって示されるサブネットに含まれている必要があります。
注: 追加する IP アドレス範囲は、ロード バランサのフロントエンド ネットワーク構成の仮想 IP アドレスと重複しないようにする必要があります。