vSphere 管理者がストレージ ポリシーを作成して vSphere IaaS control planevSphere 名前空間 に割り当てると、そのストレージ ポリシーは一致する Kubernetes ストレージ クラスとして vSphere 名前空間 に表示されます。また、使用可能な Tanzu Kubernetes Grid クラスタにもレプリケートされます。DevOps エンジニアは、ストレージ クラスが利用可能であることを確認できます。

コマンドを実行できるかどうかは、ユーザーの権限によって異なります。

前提条件

vSphere 管理者が適切なストレージ ポリシーを作成し、そのポリシーを vSphere 名前空間 に割り当てていることを確認します。

手順

  1. 次のいずれかのコマンドを使用して、ストレージ クラスが使用可能であることを確認します。
    • kubectl get storageclass
      注: このコマンドは、管理者権限を持つユーザーのみが使用できます。
      次のような出力が表示されます。ストレージ クラスの名前は、vSphere 側のストレージ ポリシーの名前と一致します。
      NAME     PROVISIONER               AGE
      silver   csi.vsphere.vmware.com    2d 
      gold     csi.vsphere.vmware.com    1d
    • kubectl describe namespace namespace_name

      出力では、ストレージ クラスの名前は、storageclass_name.storageclass.storage.k8s.io/requests.storage パラメータの一部として表示されます。例:

      –––––––––––––––––
      Name:                                                            namespace_name
       Resource                                                         Used  Hard
       --------                                                         ---   ---
       silver.storageclass.storage.k8s.io/requests.storage              1Gi   9223372036854775807
       gold.storageclass.storage.k8s.io/requests.storage                0     9223372036854775807
      
  2. 名前空間で使用可能なストレージ容量を確認するには、次のコマンドを実行します。
    kubectl describe resourcequotas -namespace namespace

    次のような出力が表示されます。

    Name:             ns-my-namespace
    Namespace:        ns-my-namespace
    Resource          Used  Hard
    --------          ----  ----
    requests.storage  0     200Gi