vSphere 管理者は、vSphere 名前空間 でリソース制限とコンテナのデフォルトを設定できます。DevOps エンジニアは、後でポッド仕様のコンテナのデフォルトをオーバーライドできますが、vSphere 管理者が名前空間に設定したリソース制限の合計を超えることはできません。コンテナ要求はポッドのリソース予約に変換されます。
前提条件
- スーパーバイザー に関する名前空間の構成の変更権限があることを確認します。
手順
- vSphere Client ホーム メニューから、[ワークロード管理] を選択します。
- vSphere 名前空間 を選択し、[構成] を選択して、[リソースの制限] をクリックします。
- [編集] をクリックします。
Tanzu Kubernetes Grid クラスタがプロビジョニングされる
vSphere 名前空間 にリソース制限を設定した場合の影響は、クラスタ ノードに使用される仮想マシン クラスのタイプによって異なります。リソース制限を設定する前に、ベスト エフォート型と保証型の違いを理解しておく必要があります。『
vSphere IaaS 制御プレーンでの TKG サービスの使用』の
Tanzu Kubernetes クラスタでの仮想マシン クラスを参照してください。
オプション |
説明 |
CPU |
vSphere 名前空間 の CPU 使用量に制限を設定します。 |
メモリ |
vSphere 名前空間 のメモリ使用量に制限を設定します。 |
ストレージ |
使用されるストレージ ポリシーごとに、vSphere 名前空間 のストレージ使用量に制限を設定します。 |
コンテナのデフォルト |
vSphere 名前空間 で CPU 制限、CPU 要求、メモリ要求、コンテナのメモリ制限のデフォルト値を設定します。 |