DevOps エンジニアとして、vSphere IaaS control plane 環境内のステートフル サービスで使用する名前空間に適切なストレージ クラスがあることを確認します。ストレージ クラスには、vSAN Shared-Nothing-Architecture (SNA) と vSAN Direct を指定できます。

vSphere 管理者がステートフル サービスを有効にすると、 vSAN データ パーシステンス プラットフォームは名前空間にこれらのストレージ クラスを自動的に作成します。 vSphere IaaS control plane でのステートフル サービスの有効化を参照してください。
注: スーパーバイザー で実行されているアプリケーションのみが、vsan-direct および vsan-sna ストレージ クラスを使用できます。これらのストレージ クラスは、 Tanzu Kubernetes Grid クラスタ内では使用できません。

デフォルトのストレージ クラスのほかに、vSphere 管理者はカスタム ストレージ ポリシーを作成して、名前空間に割り当てることもできます。vSAN Direct ストレージ ポリシーの作成vSAN SNA ストレージ ポリシーの作成を参照してください。

手順

  • vSAN SNA と vSAN Direct で使用するストレージ ポリシーが名前空間で使用できることを確認します。
    # kubectl get sc
    NAME                       PROVISIONER              RECLAIMPOLICY   VOLUMEBINDINGMODE      ALLOWVOLUMEEXPANSION   AGE
    sample-vsan-direct-thick   csi.vsphere.vmware.com   Delete          WaitForFirstConsumer   true                   3m36s
    sample-vsan-sna-thick      csi.vsphere.vmware.com   Delete          WaitForFirstConsumer   true                   13m