Tanzu Kubernetes リリース コンテンツ ライブラリ エラーのトラブルシューティングについては、このトピックのヒントを参照してください。

TKR リソースが見つからない

vSphere 管理者がコンテンツ ライブラリを作成し、それをサポートされている Tanzu Kubernetes リリースと同期しました。TKG クラスタをデプロイする vSphere 名前空間 にコンテンツ ライブラリを割り当てました。スーパーバイザー にログインしており、コンテキストを vSphere 名前空間 に切り替えます。

次のコマンドを実行すると、 No resources found が返されます。
kubectl get tanzukubernetesreleases
kubectl get tkr
トラブルシューティングを行うには、以下のコマンドを実行します。
kubectl get virtualmachineimages -A
kubectl get vmimage -o wide
コンテンツ ライブラリがあり、名前空間に登録されているかどうかを確認します。
kubectl get contentsources
 kubectl get contentsourcebindings -A

解決するには、vCenter Server 管理インターフェイスにログインします。[サービス] に移動し、[コンテンツ ライブラリ サービス] を選択し、[再起動] をクリックします。

これで問題が解決しない場合は、名前空間からコンテンツ ライブラリを削除しなければならないことがあります。そうするには、新しいコンテンツ ライブラリを作成して名前空間に追加し、前のコンテンツ ライブラリを削除します。

ライブラリ アイテムの取得に失敗する

TKG クラスタをプロビジョニングしようとしているときに、vSphere 名前空間 と同期され、関連付けられているサブスクライブ済みコンテンツ ライブラリからアイテムを取得できません。

次のエラーが表示されます。
Internal error occurred: get library items failed for.

サブスクライブ済みコンテンツ ライブラリがストレージ容量の制限に達した場合は、TKG クラスタをプロビジョニングできません。コンテンツ ライブラリは、接続されたストレージによってバッキングされます。時間の経過とともにリリースされる Kubernetes のバージョンが増えて、OVA ファイルがライブラリに同期されるため、ストレージ容量がいっぱいになることがあります。

TKR を自動的に同期している場合は、手動同期に切り替えて、必要な TKR イメージのみをローカルに保存することを検討してください。すでにオンデマンド同期を使用している場合は、不要になったイメージをライブラリから削除します。また、新しいコンテンツ ライブラリに移行することもできます。

ローカル コンテンツ ライブラリに TKR が見つからない

ローカル コンテンツ ライブラリは、インターネット制限環境で使用できます。

ローカル コンテンツ ライブラリを作成するときに、セキュリティ ポリシーをライブラリに適用するオプションがあります。 Tanzu Kubernetes リリース がライブラリにアップロードしてある場合でも、次のいずれかの条件に該当する場合は、TKG クラスタでこのリリースを使用できません。
  • コンテンツ ライブラリ内の OVF パッケージに署名がない。
  • OVF パッケージが無効な証明書で署名されている。
  • OVF パッケージは、ローカル コンテンツ ライブラリが構成されている vCenter Server によって信頼されていない証明書で署名されている。

OVA および VMDK ファイルをコンテンツ ライブラリにアップロードするときに、証明書ファイルがファイルのアップロード元のホーム ディレクトリにあることを確認します。