次の手順に従って、Tanzu CLI を使用して スーパーバイザー に接続し、vCenter Single Sign-On ユーザーとして認証します。

前提条件

次の前提条件を満たすようにします。
  1. vSphere 向け Kubernetes CLI Tools をインストールして構成します。vCenter SSO 認証を使用した TKG サービス クラスタへの接続を参照してください。
  2. Tanzu CLI をインストールして初期化します。TKG サービス クラスタで使用するための Tanzu CLI のインストールを参照してください。

Tanzu CLI と vCenter SSO を使用した スーパーバイザー への接続

次の手順を実行します。
  1. vCenter SSO ユーザーとして スーパーバイザー に接続します。
    kubectl vsphere login --server=SUPERVISOR-CONTROL-PLANE-IP-ADDRESS --vsphere-username VCENTER-SSO-USER

    このアクションにより、Tanzu CLI で使用される スーパーバイザー コンテキストが kubeconfig にポピュレートされます。

  2. コンテキストを スーパーバイザーvSphere 名前空間 に切り替えます。
    kubectl config get-contexts
    kubectl config use-context <SUPERVISOR-CONTROL-PLANE-IP-ADDRESS>
  3. Tanzu CLI と vCenter SSO を使用して、スーパーバイザー にログインします。
    tanzu context create context_name --kubeconfig ~/.kube/config --kubecontext SUPERVISOR-CONTROL-PLANE-IP-ADDRESS
    ここで、
    • context_name は、「supervisor」など、このコンテキストのユーザー定義の名前です。
    • --kubeconfig ~/.kube/config はローカルの kubeconfig ファイルへのパスです。デフォルトは ~/.kube/config で、KUBECONFIG 環境変数によって設定されます。vCenter SSO ユーザー用の スーパーバイザー 構成コンテキストが含まれています。
    • --kubecontext SUPERVISOR-CONTROL-PLANE-IP-ADDRESS は、10.179.144.55 などの SUPERVISOR_IP と同じ スーパーバイザー のコンテキストです。
  4. Tanzu CLI コマンドを実行し、接続を確認します。
    tanzu plugin list
    tanzu cluster list -n VSPHERE-NS-FOR-TKG