インストールされているクラスタ自動スケーラをテストするには、次の手順を参照してください。
要件
このタスクでは、TKG クラスタにクラスタ自動スケーラがインストールされていることを前提としています。
クラスタ自動スケーラのテスト
自動スケーラによってワーカー ノードが自動的にスケーリングされるようにするには、アプリケーションをデプロイしてから、デプロイ内のレプリカの数をスケーリングします。ノード リソースが不足すると、自動スケーラはワーカー ノードをスケール アップします。
app.yaml
という名前の次のアプリケーション定義を作成します。apiVersion: v1 kind: Namespace metadata: name: app labels: pod-security.kubernetes.io/enforce: privileged --- apiVersion: v1 kind: Service metadata: name: application-cpu namespace: app labels: app: application-cpu spec: type: ClusterIP selector: app: application-cpu ports: - protocol: TCP name: http port: 80 targetPort: 80 --- apiVersion: apps/v1 kind: Deployment metadata: name: application-cpu namespace: app labels: app: application-cpu spec: selector: matchLabels: app: application-cpu replicas: 1 strategy: type: RollingUpdate rollingUpdate: maxSurge: 1 maxUnavailable: 0 template: metadata: labels: app: application-cpu spec: containers: - name: application-cpu image: wcp-docker-ci.artifactory.eng.vmware.com/app-cpu:v1.0.0 imagePullPolicy: Always ports: - containerPort: 80 resources: requests: memory: 50Mi cpu: 500m limits: memory: 500Mi cpu: 2000m
- アプリケーションを作成します。
kubectl apply -f app.yaml
- アプリケーションのレプリカをスケール アップして自動スケーラをトリガします。
たとえば、
spec.selector.replicas
の数を 1 からより大きな数に増やして、追加のワーカー ノードが要求されるようにします。 - アプリケーションを更新します。
kubectl apply -f app.yaml
- 負荷を処理するために追加のワーカー ノードが作成されることを確認します。
ノード リソースが不足すると、自動スケーラはワーカー ノードの数をスケール アップします。