Tanzu Mission Control Self-Managed を スーパーバイザー に登録するには、TMC エージェントのカスタム リソース定義を作成して適用します。

Tanzu Mission Control Self-Managed について

インストール方法や構成方法など、Tanzu Mission Control Self-Managed の詳細については、ドキュメント「Installing and Running VMware Tanzu Mission Control Self-Managed」を参照してください。

Tanzu Mission Control Self-Managed の スーパーバイザー への登録

Tanzu Mission Control Self-Managed を スーパーバイザー に統合するには、TMC エージェントを参照するカスタム リソース定義を作成します。スーパーバイザー には、エージェントがインストールされている TMC の Kubernetes 名前空間が含まれています。

次の手順を実行します。
  1. ドキュメントの説明に従って Tanzu Mission Control Self-Managed をインストールします。「Installing and Running VMware Tanzu Mission Control Self-Managed」を参照してください。
  2. Web ブラウザを使用して、Tanzu Mission Control Self-Managed のローカル デプロイにアクセスします。
  3. Tanzu Mission Control Self-Managed インストール環境のルート CA 証明書をエクスポートします。
    • 既知の CA を使用している場合は、ブラウザのアドレス バーの左側にあるロック アイコンをクリックして、証明書を表示します。プライベート CA を使用している場合は、安全でないことを示すボタンをクリックして証明書を表示します。
    • 証明書ダイアログのポップアップで、[Details] タブを選択してから [Export ] ボタンを選択し、CA 証明書のコピーをダウンロードします。
    • 任意のテキスト エディタを使用して CA 証明書ファイルを開き、CA 証明書の内容にアクセスします。
  4. kubectl 向けの vSphere プラグイン を使用して、スーパーバイザー での認証を行います。
    kubectl vsphere login --server=IP-ADDRESS --vsphere-username USERNAME
  5. 次のコマンドを実行して、利用可能な Kubectl コンテキストを一覧表示します。
    kubectl config get-contexts
  6. Tanzu Mission Control Self-Managed を実行中の TKG クラスタがプロビジョニングされているターゲットの vSphere 名前空間 にコンテキストを切り替えます。
    kubectl config use-context VSPHERE-NAMESPACE
  7. 次のコマンドを実行して、Kubernetes 名前空間を一覧表示します。
    kubectl get ns
  8. TMC の スーパーバイザー の Kubernetes 名前空間には、svc-tmc-cXXXX という名前が付けられます(XXXX は数字)。たとえば、svc-tmc-c1208 など。この Kubernetes 名前空間があり、有効であることを確認します。
  9. テキスト エディタを使用して、agentconfig.yaml という名前のカスタム リソース定義を作成します。このファイルには、TMC 名前空間、TMC Self-Managed デプロイのホスト名、および CA 証明書の内容が含まれます。
    • namespace フィールドに TMC の Kubernetes 名前空間の名前を入力します。
    • caCerts フィールドに CA 証明書を入力します。
    • allowedHostNames フィールドに TMC ホスト名を入力します。
    apiVersion: "installers.tmc.cloud.vmware.com/v1alpha1"
    kind: "AgentConfig"
    metadata:
      name: "tmc-agent-config"
      namespace: "<namespace>"
    spec:
      caCerts: |-
        -----BEGIN CERTIFICATE-----
        Certificate1
        -----END CERTIFICATE-----
        -----BEGIN CERTIFICATE-----
        Certificate2
        -----END CERTIFICATE-----
      allowedHostNames:
        - "google.com"
  10. 作成した AgentConfig yaml ファイルを適用します。
    kubectl apply -f agentconfig.yaml
  11. Tanzu Mission Control Self-Managed インストール環境の Web インターフェイスを使用して、登録プロセスを完了します。手順については、Tanzu Mission Controlドキュメントを参照してください。