既存のストレージ クラスとパーシステント ボリューム要求 (PVC) を使用して、パーシステント ストレージ ボリュームを動的に作成できます。
TKG クラスタの動的 PVC
TKG クラスタでステートフル ワークロードを実行するために、パーシステント ボリューム要求 (PVC) を作成して、基盤となるストレージ インフラストラクチャの詳細を把握していなくてもパーシステント ストレージ リソースを要求することができます。PVC に使用されるストレージは、vSphere 名前空間 用のストレージ割り当てから割り当てられます。
この要求により、パーシステント ボリューム オブジェクトとそれに対応する仮想ディスクが動的にプロビジョニングされます。要求はパーシステント ボリュームにバインドされています。この要求を削除すると、対応するパーシステント ボリューム オブジェクトおよびプロビジョニングされた仮想ディスクも削除されます。
PVC を作成すると、バッキング パーシステント ボリュームが動的に作成されます。PVC は、
tkg-store ストレージ クラスを参照します。ストレージ クラスは、ターゲット TKG クラスタがプロビジョニングされている
vSphere 名前空間 に関連付けられています。詳細については
パーシステント ボリュームのストレージ クラスの使用を参照してください。
apiVersion: v1 kind: PersistentVolumeClaim metadata: name: tkg-cluster-pvc spec: accessModes: - ReadWriteMany storageClassName: tkg-store resources: requests: storage: 3Gi
PVC を作成します。
kubectl apply -f pvc_name.yaml
PVC を確認します。
kubectl get pvc my-pvc
ポッドまたはデプロイ仕様で PVC を指定します。例:
... volumes: - name: my-pvc persistentVolumeClaim: claimName: my-pvc