このトピックでは、さまざまなデプロイ トポロジを使用した TKG サービス クラスタに対する一連のリファレンス アーキテクチャについて説明します。
NSX トポロジを使用した TKG サービス クラスタ
リファレンス アーキテクチャは、NSX ネットワークを使用する スーパーバイザー 上の TKG クラスタを示しています。このような環境では、管理プレーンは vCenter Server と NSX Manager をホストします。コンピューティング プレーンは NSX Edge ノードと スーパーバイザー ノードをホストします。
次の NSX ネットワーク オブジェクトがあります。
- Tier-1 ゲートウェイ(ルーター)
- ゲートウェイにリンクされたセグメント(スイッチ)
- ロード バランサ サーバ
- 各 TKG クラスタ制御プレーン仮想サーバのためのサーバ プール
- 各 Kubernetes サービス ロード バランサ インスタンスのための仮想サーバ
VDS トポロジを使用した TKG サービス クラスタ
リファレンス アーキテクチャは、VDS ネットワークと外部ロード バランサを使用する
TKG サービス クラスタを示しています。このような環境には、次のネットワークがあります。
- スーパーバイザー 制御プレーン仮想マシンのための管理ネットワーク
- TKG クラスタのためのワークロード ネットワーク
- 開発者が TKG サービス クラスタに接続するためのフロントエンド ネットワーク
vSphere ゾーン トポロジを使用した TKG サービス クラスタ
リファレンス アーキテクチャは、vSphere Zones 全体にデプロイされた TKG クラスタを示しています。各 vSphere Zone は、vSphere クラスタにマッピングされています。このクラスタは、vCenter Server によって管理され、vSphere Distributed Switch によって接続されていて、共有ストレージとサービスの品質が有効になっている ESXi ホストの集合です。
ゾーン トポロジでは、3 つの vSphere Zones にわたって スーパーバイザー をデプロイします。各 vSphere ゾーンに スーパーバイザー 制御プレーンが配置され、これにより障害発生時の高可用性が提供されます。
TKG クラスタを
スーパーバイザー にプロビジョニングすると、クラスタでは
vSphere Zones が認識されます。ゾーン トポロジでは、高可用性ワークロードのために、障害ドメインがサポートされます。必要に応じて、注釈を使用して特定のゾーンでワークロードを実行できます。
注: vSphere 8 では、vSphere ゾーンが新しくなっています。そのため、vSphere ゾーンでは、
スーパーバイザー と TKG クラスタの新しいデプロイのみがサポートされています。