スーパーバイザー サポート バンドル、ワークロード管理ログ、CAPI、CAPV、仮想マシン オペレータ、TKG コントローラ マネージャのログなど、スーパーバイザー 上の TKG クラスタのトラブルシューティングに関するさまざまなログを取得するには、このトピックを参照してください。

スーパーバイザー のサポート バンドルの収集

TKG クラスタ エラーをトラブルシューティングするために、 スーパーバイザー ログをエクスポートできます。通常、これらのログの確認は、VMware のサポートと相談しながら行います。
  1. vSphere Client を使用して、vSphere IaaS control plane 環境にログインします。
  2. [メニュー] > [ワークロー管理] の順に選択します。
  3. [スーパーバイザー] タブを選択します。
  4. ターゲットの [スーパーバイザー] インスタンスを選択します。
  5. [ログのエクスポート] を選択します。

サポート バンドルを収集したら、ナレッジベースの記事「Secure FTP ポータル経由での VMware への診断情報のアップロード」(http://kb.vmware.com/kb/2069559) を参照してください。「Gathering Logs for vSpehre with Tanzu」も参照してください。

TKG クラスタのサポート バンドルの収集

TKC Support Bundler ユーティリティを使用して、TKG クラスタのログ ファイルを収集し、問題のトラブルシューティングを実行できます。

TKC Support Bundler ユーティリティを入手して使用するには、VMware サポートのナレッジベースの記事「Gathering Logs for vSpehre with Tanzu」を参照してください。

ワークロード管理のログ ファイルのテール

ワークロード制御プレーン (WCP) ログ ファイルをテールすると、 スーパーバイザー および TKG クラスタのエラーのトラブルシューティングに役立ちます。
  1. vCenter Server Appliance への SSH 接続を確立します。
  2. root ユーザーとしてログインします。
  3. shell コマンドを実行します。
    次のメッセージが表示されます。
    Shell access is granted to root
    root@localhost [ ~ ]#
    
  4. 次のコマンドを実行して、WCP ログ ファイルをテールします。
    tail -f /var/log/vmware/wcp/wcpsvc.log

スーパーバイザー からの TKG 固有のログの収集

スーパーバイザー は、TKG 2.0 にインフラストラクチャを提供するいくつかの Kubernetes ポッドを実行します。
kubectl -n vmware-system-capw get deployments.apps
NAME                                            READY   UP-TO-DATE   AVAILABLE   AGE
capi-controller-manager                         2/2     2            2           18h
capi-kubeadm-bootstrap-controller-manager       2/2     2            2           18h
capi-kubeadm-control-plane-controller-manager   2/2     2            2           18h
capv-controller-manager                         2/2     2            2           10h
capw-controller-manager                         2/2     2            2           18h
capw-webhook                                    2/2     2            2           18h

インフラストラクチャ ポッドとは、レプリカを実行する環境のことです。どのレプリカがリーダーであるかを判断し、そのログで最新の情報を確認する必要があります。リーダー以外は通常、リースの取得の試行に関するログを記録した後に停止します。

スーパーバイザー にログインし、スーパーバイザー vSphere 名前空間 を使用してこれらのポッドを確認する必要があります。

ラベル セレクタを使用するログは機能しないため、ポッド名の末尾に追加されるランダムな文字列を具体化する必要が生じる場合があります。grep 'error' または grep -i 'error' へ出力をパイプ処理することから始めると便利な場合があります。たとえば、 kubectl logs <args> | grep error です。
CAPI ログ
クラスタ API プロバイダ:
kubectl logs -n vmware-system-capw -c manager vmware-system-capw-capi-controller-manager-<id>
CAPV ログ
Cluster API for vSphere プロバイダ:
kubectl logs -n vmware-system-capv -c manager vmware-system-capw-v1alpha3-vmware-system-capv-v1alpha3-controller-manager-<id>
仮想マシン オペレータのログ
仮想マシン オペレータ:
kubectl logs -n vmware-system-vmop -c manager vmware-system-vmop-controller-manager-<id>
TKG コントローラ マネージャのログ
GCM コントローラ マネージャ
kubectl logs -n vmware-system-tkg -c manager vmware-system-tkg-controller-manager-<id>