vSphere 名前空間 サービスを有効にすると、開発者は kubectl を使用して vSphere 名前空間 のライフサイクルを管理できるようになります。

スーパーバイザーvSphere 名前空間 サービスを有効にすると、vSphere 名前空間 の所有者ロールに割り当てられた開発者は、kubectl create namespace <NAME> コマンドを使用して独自の vSphere 名前空間 を作成できます。

vSphere 名前空間 サービスを有効にするときは、名前空間テンプレートを定義して有効にします。所有者ロールに割り当てられた開発者が、テンプレートを使用して名前空間を作成します。

手順

  1. vSphere Client を使用して、vCenter Server にログインします。
  2. [ワークロード管理] > [スーパーバイザー] の順に選択し、スーパーバイザー インスタンスを選択します。
  3. [構成] タブで、[スーパーバイザー] > [全般] の順に選択します。
  4. [名前空間サービス] を選択します。
  5. [ステータス] スイッチを切り替えて、この機能を有効にします。
    [名前空間テンプレートの作成] 画面が表示されます。
  6. [構成] ペインで、名前空間に対するリソース制限を構成します。
    オプション 説明
    CPU 名前空間に予約する CPU リソースの量。
    メモリ 名前空間に予約するメモリの量。
    ストレージ 名前空間に予約するストレージ容量の合計。
    ストレージ ポリシー 名前空間に関連付けた各ストレージ ポリシーに専用のストレージ容量を個別に設定します。
    仮想マシン クラス 仮想マシン クラスを選択します。複数を選択するには Ctrl キーを使用します。
    コンテンツ ライブラリ TKR コンテンツ ライブラリを選択します。
  7. [次へ] をクリックします。
  8. [権限] ペインで DevOps エンジニアとグループを追加して、テンプレートを使用して名前空間を作成できるようにします。
    1. vsphere.local ID ソースを選択します(vSphere SSO を使用する必要があります)。
    2. ユーザーまたはグループを選択します。
    3. 所有者ロールを選択します。
  9. [確認] ペインに、構成するプロパティが表示されます。
    プロパティを確認して、 [完了] をクリックします。
  10. vSphere 名前空間 サービスが有効になっていることを確認します。
    vSphere 名前空間 テンプレートが構成され、アクティブな状態になっています。所有者ロールに割り当てられている vSphere 名前空間 ユーザー/グループはテンプレートを使用し、kubectl コマンド kubectl create namespace <NAME> を使用して vSphere 名前空間 を作成できます。