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vCloud Director 9.1 for Service Providers | 2018 年 3 月 8 日 | リリース ビルド 7905839(ビルド 7905680 をインストール済み)

このリリースノートの追加事項や更新事項を確認してください。

リリース ノートの概要

このリリース ノートには、次のトピックが含まれています。

このリリースの新機能

このリリースの新機能および更新された機能については、VMware テクニカル ホワイト ペーパー「What’s New with VMware vCloud Director 9.1」を参照してください。

システム要件とインストール

互換性マトリックス

次の内容に関する情報については、VMware 製品相互運用性マトリックスを参照してください。

  • 他の VMware プラットフォームとの vCloud Director の相互運用性
  • サポート対象の vCloud Director データベース
  • アップグレード パス

サポート対象の vCloud Director サーバ オペレーティング システム

  • CentOS 6
  • CentOS 7
  • Oracle Linux 6
  • Oracle Linux 7
  • Red Hat Enterprise Linux 6
  • Red Hat Enterprise Linux 7

サポート対象の AMQP サーバ

vCloud Director は AMQP を使用して、拡張サービス、オブジェクト エクステンション、および通知で使用されるメッセージ バスを提供します。vCloud Director のこのリリースでは、RabbitMQ バージョン 3.6 が必要です。

詳細については、『vCloud Director インストールおよびアップグレード ガイド』を参照してください。

履歴メトリック データを格納するためのサポート対象データベース

vCloud Director が仮想マシンのパフォーマンスおよびリソース消費量について収集するメトリックを格納するように vCloud Director のインストールを構成できます。履歴メトリックのデータは、Cassandra データベースに格納されます。vCloud Director は以下の Cassandra バージョンをサポートしています。

  • Cassandra 2.2.6(新規インストールでは廃止されています。KairosDB を引き続き使用するレガシー アップグレードではサポートされています。)
  • Cassandra 3x(3.9 を推奨)

詳細については、『vCloud Director インストールおよびアップグレード ガイド』を参照してください。

ディスク容量の要件

各 vCloud Director サーバに、インストールとログ ファイル用として約 2,100 MB の空き容量が必要です。

メモリ要件

各 vCloud Director サーバに、6 GB 以上のメモリをプロビジョニングする必要があります。

CPU 要件

vCloud Director は、CPU バウンド アプリケーションです。該当する vSphere バージョンに合わせた CPU オーバーコミット ガイドラインを順守する必要があります。仮想化環境では、vCloud Director で使用可能なコアの数に関係なく、物理 CPU に対する vCPU の比率は、過剰なオーバーコミットが発生しない適切な数にする必要があります。

必須の Linux ソフトウェア パッケージ

各 vCloud Director サーバには、いくつかの共通 Linux ソフトウェア パッケージがインストールされている必要があります。これらのパッケージは、通常、オペレーティング システム ソフトウェアと一緒にデフォルトでインストールされます。欠落しているパッケージがあると、インストーラは診断メッセージを表示して終了します。

alsa-lib    
bash
chkconfig
coreutils
findutils
glibc
grep
initscripts
krb5-libs
libgcc
libICE
libSM
libstdc++
libX11
libXau
libXdmcp
libXext
libXi
libXt
libXtst
module-init-tools
net-tools
pciutils
procps
redhat-lsb
sed
tar
wget
which

インストーラが必要とするこれらのパッケージに加えて、ネットワーク接続の構成や SSL 証明書の作成のためのいくつかの手順では、Linux bind-utils パッケージで入手できる Linux nslookup コマンドを使用する必要があります。

サポート対象の LDAP サーバ

vCloud Director を使うと、次の LDAP サービスからユーザーやグループをインポートすることができます。

プラットフォーム LDAP サービス 認証方式
Windows Server 2016 Active Directory シンプル、シンプル SSL
Windows Server 2003 Active Directory シンプル、シンプル SSL、ケルベロス、ケルベロス SSL
Windows Server 2008 Active Directory シンプル
Windows Server 2012 Active Directory シンプル、シンプル SSL、ケルベロス、ケルベロス SSL
Windows 7 (2008 R2) Active Directory シンプル、シンプル SSL、ケルベロス、ケルベロス SSL
Linux OpenLDAP シンプル、シンプル SSL

サポートされるセキュリティ プロトコルおよび暗号化スイート

vCloud Director では、クライアント接続が安全である必要があります。SSL バージョン 3 および TLS バージョン 1.0 にはセキュリティ上の重大な脆弱性があることがわかっており、クライアント接続を確立する時にサーバが提供するデフォルトのプロトコル セットには含まれていません。次のセキュリティ プロトコルがサポートされます。

  • TLS バージョン 1.1
  • TLS バージョン 1.2

サポートされる暗号化スイートは、次の通りです。

  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256
  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384
  • TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA
  • TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA
  • TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA
  • TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA
  • TLS_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA
  • TLS_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA
  • TLS_RSA_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA

備考:5.5-update-3e より前のリリースの vCenter Server および 4.2 より前のバージョンの ovftool と相互運用するには、vCloud Director が TLS バージョン1.0 をサポートする必要があります。セル管理ツールを使用すると、サポートされる SSL プロトコルや暗号化のセットを再構成することができます。『vCloud Director 管理者ガイド』のセル管理ツール リファレンスを参照してください。

サポートされるブラウザ

vCloud Director は、ブラウザの最新の主要バージョンと互換性があります。vCloud Director のバージョン 9.1 は、以下に対してテストされ、サポートしています。

  • Google Chrome 64
  • Mozilla Firefox 58
  • Microsoft Edge 41
  • Microsoft Internet Explorer 11

備考:vCloud Director Web コンソールにアクセスするには、ブラウザで Flash を有効にする必要があります。 

備考:自己署名証明書を使用する vCloud Director 環境では、Microsoft Edge の使用はサポートされていません。Edge ではプラグインもサポートされないため、コンソール リダイレクトや OVF アップロードなどの機能は Edge では動作しません。

サポートされるゲスト OS と仮想ハードウェアのバージョン

vCloud Director では、各リソース プールをバッキングする ESXi ホストでサポートされる、すべてのゲスト OS と仮想ハードウェア バージョンがサポートされます。

廃止および中止された機能

販売終了およびサポート終了に関する警告

  • Oracle データベースのサポートの終了
    • vCloud Director 9.1 は、Oracle データベースをサポートする vCloud Director の最終リリースです。
  • vCloud Network Isolation (VCDNI) のサポートの終了
    • vCloud Director 9.1 は vCloud Network Isolation (VCDNI) をサポートする vCloud Director の最終リリースです
  • vCloud API の旧バージョンのサポート終了
    • vCloud Director 9.1 は vCloud API バージョン 1.5 および 5.1 のサポートを終了しました。これらの API バージョンは、前のリリースで廃止されました。
    • vCloud Director 9.1 は、20.0 より前の他の vCloud API バージョンをサポートする vCloud Director の最終リリースです。これらの API バージョンは、前のリリースで廃止されました。今後のリリースではサポートされません。

既知の問題

  • NEW:vCloud Director を Oracle Linux 7 でインストールすると、誤ったエラー メッセージが表示される

    Oracle Linux 7 で vCloud Director をインストールすると、インストーラで以下のエラー メッセージが表示されます。vCloud Director でサポートされる Linux ディストリビューションが実行されていません。このまま続行しますか? [y/n].Oracle Linux 7 は、vCloud Director サーバ オペレーティング システムでサポートされています。サポート対象の vCloud Director サーバ オペレーティング システムを参照してください。

    回避策:「y」を入力して続行します。

  • ゲスト OS が Debian の場合、ゲスト カスタマイズに失敗する

    ゲストが Debian である仮想マシンの設定が vCloud Director と同期していない場合や、ゲストのカスタマイズ実行の試みが失敗した場合、仮想マシンの電源を入れて再カスタマイズを適用できなくなります。

    回避策:vcloud.debian9_64Guest.isPersonalizationEnabled=true および vcloud.debian9Guest.isPersonalizationEnabled=true を vCloud Director の global.properties ファイルに追加し、サービスを再起動します。

  • vCloud Director 9.1 で、ネットワークの新規 VCDNI デプロイが機能しない

    vCloud Director をバージョン 9.1 にアップグレードすると、既存の VCDNI デプロイは機能します。しかし、VCDNI ネットワーク プールが使用中の場合、ネットワークおよび Edge の新規デプロイは機能しません。たとえば、新規ネットワークの作成や、vApp のパワーオンなど、vApp ネットワークおよび Edge を作成できなくなります。VCDNI は廃止され、サポート対象外となりました。

    回避策:基盤となる環境を vCenter Server 6.5 および NSX 6.3.x にアップグレードする前に、VCDNI プールを VXLAN に移行する必要があります。

  • VAAI 対応 NFS アレイ(または VVOLS)上に作成された高速プロビジョニング済みの仮想マシンを統合できない。

    ネイティブ スナップショットが使用されている場合は、高速プロビジョニングされた仮想マシンのインプレース統合はサポートされません。VAAI 対応データストアおよび VVOL では、ネイティブ スナップショットが常に使用されます。これらのストレージ コンテナのいずれかに高速プロビジョニングされた仮想マシンがデプロイされている場合は、この仮想マシンを統合できません。

    回避策:VAAI 対応 NFS または VVOLS を使用する組織 VDC で高速プロビジョニングを有効にしないようにします。スナップショット作成された仮想マシンをVAAI/VVOL データストア上で統合するには、この仮想マシンを別のストレージ コンテナに再配置します。

  • vCloud Director 9.1 では、vRealize Orchestrator ワークフローの以下の入力パラメータのみサポートされる
    • boolean
    • sdkObject
    • secureString
    • number
    • mimeAttachment
    • properties
    • date
    • composite
    • regex
    • encryptedString
    • array
  • LDAP 同期タスクがスケジュール設定されている場合、vCloud Director はメンテナンス モードにならない。

    スケジュール設定された LdapSyncJob タスクがタスク スケジューラ キューにある場合、アクティブな vCloud Director セルがメンテナンス モードになりません。  

  • vCloud Director REST API が、vApp、仮想データセンター、および組織に対して POST 要求リンクを提示しない。

    vCloud Director REST API は、vApp、仮想データセンター、および組織に対して、GET 要求リンクのみ提示します。以下にその例を挙げます。

    <Link rel="metrics" href="https://vcloud.example.com:8443/api/vApp/vapp-8/metrics/historic" type="application/vnd.vmware.vcloud.metrics.historicUsageSpec+xml"/>

    回避策:POST 要求リンクを手動で作成します。以下にその例を挙げます。 

    <Link rel="down" href="https://vcloud.example.com:8443/api/vApp/vapp-8/metrics/historic" type="application/vnd.vmware.vcloud.metrics.historicUsageSpec+xml"/>

  • vApp のランタイム リースの期限が切れると、vApp インスタンスがサスペンド状態になる。

    vCloud Director 9.1 では、バージョン 8.20 および 9.0 と異なり、vApp のランタイム リースの期限が切れた場合のデフォルト アクションは、vApp インスタンスのパワーオフではなく、サスペンドです。

    vCloud API を使用してこの動作を変更するには、vApp の PowerOffOnRuntimeLeaseExpiration 要素の値を true に設定します。

  • vCloud Director テナント ポータルで、OVF ファイルに含まれている証明書がアップロード中に検証されない。

    vCloud Director テナント ポータルで vApp または vApp テンプレートを作成するための OVF ファイルをアップロードするときに、OVF ファイル内に証明書が含まれている場合、証明書が検証されません。

  • vCloud Director テナント ポータルを介してダウンロードされたメディア ファイルの名前を指定できない。

    vCloud Director テナント ポータルを介してメディア ファイルをダウンロードする場合、ランダムな名前の付いた、拡張子のないファイルとしてダウンロードされます。

  • VMware Workstation または VMware Fusion がインストールされているにもかかわらず、VMware Remote Console がインストールされていない場合、仮想マシン コンソールを開けない。

    VMware Workstation または VMware Fusion がローカル仮想マシンにインストールされているにもかかわらず、VMware Remote Console クライアントがインストールされていない場合に、仮想マシンに [VMware Remote Console の起動] オプションを使用すると、VMware Workstation または VMware Fusion アプリケーションは開きますが、仮想マシン コンソールをロードできません。また、VMware Remote Console をインストールするよう求めるポップアップ ウィンドウが表示されません。

    回避策:VMware Remote Console クライアントを手動でインストールしてから、仮想マシン コンソールを起動します。

  • vRO 統合を使用している場合、vCloud Director テナント ポータルのユーザーが HTTP 502 (Bad Gateway) エラーに遭遇する。

    vRO 統合により生成された追加のネットワーク トラフィックが原因で、vCloud Director が使用しているロード バランサーの処理が過多となり、この HTTP エラーが発生します。

    回避策:vCloud Director が使用するロード バランサーには、バッファを多く設定する必要があります(推奨は 100 KB)。場合によっては、セル管理ツールの manage-config サブコマンドを使用して、次の設定プロパティを更新する必要もあります。

    cell-management-tool manage-config -n vcloud.http.responseHeaderMax -v new-value

    new-value には、デフォルト値の 65536 より大きな整数のバイト数を指定します。

  • *+json タイプが vCloud API でサポートされない。

    これらの出力コンテンツ タイプは多くの vCloud API 処理用に定義されていますが、vCloud API バージョン 30.0 ではお客様による使用はサポートされていません。

    回避策:なし