vCloud Usage Meter Web インターフェイスを使用するか、または Python スクリプトを実行することで、vCloud Usage Meter インスタンスの製品使用量データをダウンロードできます。

指定された月の正確なレポートのために、ダウンロードされた製品使用量レポートには、前月末の最大 2 日間と翌月初めの最大 2 日間の使用量データが含まれています。新しいレポート月の 2 日目以降は、製品使用量データを vCloud Usage Meter からダウンロードし、vCloud Usage Insight にアップロードする必要があります。

ダウンロードした製品使用量データを含むファイルを展開すると、これらの追加の期間の使用量データを確認できます。製品使用量データをクラウドにアップロードすると、使用量データの一部は 1 か月前にアップロードされた使用量データと重複します。vCloud Usage Insight は、重複した使用量データをレポートしないため、各月の初めと終わりの部分について 2 回請求されることはありません。

前提条件

Python スクリプトを使用して製品使用量データをダウンロードするには、次の要件を満たす必要があります。
  • スクリプトを実行するマシンに Python 3.x をインストールする必要があります。
  • Python の requests ライブラリをインストールする必要があります。
  • vCloud Usage Meter 4.4 ダウンロード ページで、[ドライバとツール] に移動し、download_usage.py スクリプトをダウンロードします。

手順

  1. vCloud Usage Meter Web インターフェイスを使用して製品使用量データをダウンロードするには、次の手順を実行します。
    1. Web インターフェイスのメイン メニュー バーで [使用量] をクリックします。
    2. [レポート月の選択] ドロップダウン メニューから、製品使用量レポートをダウンロードする月を選択し、[ダウンロード] をクリックします。
    オフライン モードに構成されている vCloud Usage Meter の製品使用量データを含むファイルがダウンロードされます。
  2. Python スクリプトを使用して製品使用量データをダウンロードするには、次の手順を実行します。
    1. download_usage.py スクリプトを保存するディレクトリに入ります。
    2. 製品使用量データをダウンロードします。
      ダウンロード タイプ コマンド ダウンロード ファイルの場所
      直近 1 か月の製品使用量データをダウンロードします。
      python3 download_usage.py um-ip-address usagemeter usagemeter-account-password
      ダウンロードしたファイルは、Python スクリプトを実行するディレクトリに保存されます。
      指定した月の製品使用量データをダウンロードします。
      python3 download_usage.py -p year-month um-ip-address usagemeter usagemeter-account-password
      ダウンロードしたファイルは、Python スクリプトを実行するディレクトリに保存されます。
      指定した月の製品使用量データを指定したディレクトリにダウンロードします。
      python3 download_usage.py -p year-month -d full-system-path-to-directory um-ip-address usagemeter usagemeter-account-password
      ダウンロードしたファイルは、コマンドで指定したディレクトリに保存されます。

次のタスク

Python スクリプトを使用して製品使用量データを含むファイルをアップロードするには、オフライン モードでスクリプトを使用して vCloud Usage Meter インスタンスの製品使用量データをアップロードする方法を参照してください。

製品使用量データを含むファイルを vCloud Usage Insight ユーザー インターフェイスを使用してアップロードするには、vCloud Usage Meter 製品使用量レポートを vCloud Usage Insight にアップロードする方法を参照してください。