一般的に、テナント ロールでは、責任は特定のテナントに限定され、システムの他のテナントに影響することはありません。

テナント ロールの図
表 1. テナント ロールの概要

ロール

説明

テナント管理者

通常は、テナントに対する責任を負っている業務部門管理者、ビジネス マネージャ、または IT 管理者です。テナント管理者は、組織のニーズに合わせて vRealize Automation を構成します。テナント管理者は、ユーザーとグループの管理、テナントのブランディングと通知、および承認、資格の付与などのビジネス ポリシーを担当します。テナント内のすべてのユーザーのリソース使用量の追跡および仮想マシンの再利用要求の開始も行います。

ファブリック管理者

ファブリック グループに割り当てられた物理マシンとコンピュート リソースを管理し、自身のテナントの範囲内で、それらのリソースに関連付けられた予約とポリシーを作成および管理します。 また、すべてのテナントおよびビジネス グループで使用されるプロパティ グループ、マシン プリフィックス、およびプロパティ ディクショナリを管理します。

注:

IaaS 管理者またはシステム管理者などのシステム全体のロールにファブリック管理者ロールを追加する場合、ファブリック管理者は、自分だけでなく、あらゆるテナントの予約を作成することができます。

ブループリント アーキテクト

ブループリント コンポーネントの作成と、利用者がサービス カタログから申請するカタログ アイテムを定義するブループリントの組み立てに責任を負う個人を指す包括的用語です。これらのロールは通常、アーキテクトやアナリストなど、IT 部門に属する個人に割り当てられます。

カタログ管理者

カタログ サービスを作成および管理し、カタログ アイテムのサービスへの配置を管理します。

承認管理者

承認ポリシーを定義します。これらのポリシーは、テナント管理者またはビジネス グループ マネージャが管理する資格を使用してカタログ要求に適用できます。

承認者

ライン マネージャ、財務マネージャ、プロジェクト マネージャなどの vRealize Automation のすべてのユーザーは、承認ポリシーの一部として承認者に任命できます。

ビジネス グループ マネージャ

1 つ以上のビジネス グループを管理します。通常は、ライン マネージャまたはプロジェクト マネージャです。ビジネス グループ マネージャは、サービス カタログ内の各グループに資格を付与します。 ビジネス グループ マネージャは、各自のグループのユーザーの代わりにアイテムを申請して管理できます。

サポート ユーザー

ビジネス グループのロールです。サポート ユーザーは、グループの他のメンバーの代わりにカタログ アイテムを要求して管理できます。通常、このロールはエグゼクティブ管理者または部門管理者です。

ビジネス ユーザー

システムのすべてのユーザーは、IT サービスを利用することができます。ユーザーは、サービス カタログからカタログ アイテムを要求し、各自のプロビジョニングされたリソースを管理できます。