リンク クローン ブループリントまたはクローン ブループリントを作成する際にマシンまたはテンプレートが見つかりません。 共有クローン ブループリントを使用してマシンを申請すると、マシンのプロビジョニングに失敗します。

クローン ブループリントまたはリンク クローン ブループリントを使用する際に、次のいずれかの問題が発生することがあります。

  • リンク クローン ブループリントを作成する際に、リストにクローン作成の対象となるマシンが 1 台も表示されないか、クローン作成する必要があるマシンが表示されません。

  • クローン ブループリントを作成する際に、クローン作成の対象となるテンプレートのリストにテンプレートが 1 つも表示されないか、必要なテンプレートが表示されません。

  • 共有クローン ブループリントを使用してマシンを申請すると、プロビジョニングが失敗します。

  • データ収集のタイミングによっては、リンク クローン ブループリントの作成または編集時に、既に削除されたテンプレートが依然として表示される場合があります。

クローン ブループリントおよびリンク クローン ブループリントでよくある問題には複数の原因が考えられます。

表 1. クローン ブループリントおよびリンク クローン ブループリントでよくある問題の原因

問題

原因

ソリューション

マシンがない

ユーザーがリンク クローン ブループリントを作成できるのは、自身がテナント管理者またはビジネス グループ マネージャとして管理しているマシンを使用した場合のみです。

テナントまたはビジネス グループに属するユーザーが、vSphere マシンを申請する必要があります。 該当するロールを割り当てられているユーザーは、自分でマシンを申請できます。

このダイアログには非管理対象マシンも表示されます。

管理対象のマシンがインポートされている場合があります。このダイアログに表示されるマシンは、vRealize Automation からプロビジョニングされている必要はありません。

テンプレートがない

特定のエンドポイントでデータ収集に失敗したか、コンポーネントのプラットフォームでエンドポイントを利用できません。

  • エンドポイントがクラスタ化されており、複数のコンピュート リソースが含まれている場合は、IaaS 管理者が当該テンプレートを含むクラスタをファブリック グループに追加していることを確認します。

  • 新規テンプレートの場合は、IT 部門が、ファブリック グループに含まれている同一クラスタ上にテンプレートを配置していることを確認します。

共有ブループリントを使用したプロビジョニングが失敗する

ブループリントの場合、共有クローン ブループリントからのマシンのプロビジョニングに使用される予約に、選択したテンプレートが存在するかどうかの検証を行うことができません。

資格を使用して、テンプレートが存在するコンピュート リソースを予約しているユーザーのみにブループリントの使用を制限することを検討します。

ゲスト エージェントによるプロビジョニングが失敗する

仮想マシンが、ゲスト OS のカスタマイズの完了直後、ゲスト エージェントの作業アイテムが完了する前に再起動されている可能性があるため、プロビジョニングに失敗します。 カスタム プロパティ VirtualMachine.Admin.CustomizeGuestOSDelay を使用して遅延時間を増やすことができます。

カスタム プロパティ VirtualMachine.Admin.CustomizeGuestOSDelay が追加されていることを確認します。 値は HH:MM:SS 形式にする必要があります。値が設定されていない場合、デフォルト値は 1 分 (00:01:00) になります。

SDRS を使用しているときは、リンク クローン プロビジョニングが失敗します。

リンク クローン プロビジョニングおよび SDRS を使用する場合、新しいマシンは同一クラスタ上に配置されている必要があります。ソース マシンのディスクが、あるクラスタ上に配置されている場合、異なるクラスタ上へのマシンのプロビジョニングを申請すると、プロビジョニング エラーが発生します。

SDRS およびリンク クローン プロビジョニングを使用する場合は、リンク クローン ソースと同一のクラスタにマシンをプロビジョニングします。異なるクラスタにプロビジョニングしないでください。

クローン作成のベースとして使用されたテンプレートが見つからないため、クローンまたはリンク クローン ブループリントのプロビジョニングが失敗する

既に存在しないテンプレートからクローン作成されたブループリントを使用して、マシンをプロビジョニングすることはできません。

vRealize Automation ではデータ収集を定期的に実行し、デフォルトでは 24 時間ごとに実行します。テンプレートが削除されると、次のデータ収集が行われるまで、この変更は反映されないため、存在しなくなったテンプレートに基づいてブループリントが作成される可能性があります。

既存のテンプレートを使用してブループリントを再定義してから、プロビジョニングを申請してください。

予防措置として、クローンまたはリンク クローン ブループリントを定義する前に、データ収集を適宜実行できます。