これらのオプションは、展開される際に vRealize Orchestrator ワークフローを実行する XaaS ブループリントの作成に使用します。このワークフローは環境内でターゲット システムを変更します。

ブループリントの作成の手順については、XaaS ブループリントの追加を参照してください。

このウィザードを使用するには、設計 > XaaS > XaaS ブループリント を選択します。

[ワークフロー] タブ

ブループリントがリソースをプロビジョニングする際に実行されるワークフローを選択します。

ブループリントの編集中は、このタブを利用できません。

次の図では、ワークフロー ツリーが左側に表示されており、パラメータが右側に表示されています。

図 1. XaaS ブループリント ウィザード内の [ワークフロー] タブ
XaaS ブループリント ウィザード内の [ワークフロー] タブ

入力および出力パラメータを確認し、自分またはサービス カタログ ユーザーが次の状況下で正しい値を入力できることを確認します。

  • このウィザードまたはブループリント デザイン キャンバスでブループリント フォームをカスタマイズしたとき。

  • 入力パラメータをすべて空白のままにして、サービス カタログ ユーザーが値を設定できるかどうか。

[全般] タブ

ブループリントとその動作のメタデータを設定します。

表 1. [全般] タブのオプション

オプション

説明

名前

次の場所で表示させることのできるブループリントの名前です。

  • デザイン キャンバス。[デザイン キャンバスのコンポーネントとして利用可能にする] を選択した場合、この値がカテゴリのリストに名前として表示されます。

  • サービス。ブループリントをスタンドアロン ブループリントとして使用した場合、この値がカタログ アイテムをサービスに追加する際の名前として表示されます。

  • 資格。ブループリントに個々のアイテムとしての資格を付与した場合、この値が [アイテムの追加] リストに名前として表示されます。

説明

詳細な説明を入力し、類似のアイテムと区別できるようにします。

カタログ申請情報ページを非表示にする

チェック ボックスを選択すると、サービス カタログ ユーザーがアイテムを要求する際、説明と理由の入力が不要になります。デフォルトではこのチェック ボックスは選択されています。

バージョン

<メジャー>.<マイナー>.<マイクロ>-<リビジョン>の形式がサポートされています。

デザイン キャンバスのコンポーネントとして利用可能にする

ブループリントをデザイン キャンバス ブループリントのコンポーネントとして使用する場合、このオプションを選択します。

公開されたブループリントは、カスタム リソースを設定したときに選択したカテゴリ内で使用できるようになります。

このオプションを選択しなかった場合、ブループリントはデザイン キャンバスに表示されません。ただしその場合でも、ブループリントをサービスに追加し、ユーザーにスタンドアロン ブループリントとして展開する資格を付与することが可能です。

[ブループリント フォーム] タブ

このウィザードのページに表示されるフィールドは、ワークフロー入力パラメータです。次の変更のうち、1 つ以上を実施することができます。

  • フォームへのフィールドの追加。

  • フィールドの削除や編集などによる既存のフィールドの変更。

  • 入力パラメータとしてのデフォルト値の入力。

このような変更は、次のユーザーに表示されるフォームに影響します。

  • XaaS ブループリントがブループリント コンポーネントとして使用される場合、デザイン キャンバスで作業しているアプリケーション アーキテクト。

  • ブループリントがスタンドアロン ブループリントとして公開される場合、サービス カタログ ユーザー。

フォームの構成に関する詳細については、XaaS ブループリント フォームの設計を参照してください。

[プロビジョニングされたリソース]

プロビジョニングされたリソースは、関連する XaaS カスタム リソースにブループリントをリンクさせます。このカスタム リソースは、設計 > XaaS > カスタム リソース の [カスタム リソース] ページで設定したものです。

表 2. [プロビジョニングされたリソース] のオプション

オプション

説明

以前に作成したカスタム リソース

プロビジョニング ブループリントの実行に必要な vRealize Orchestrator リソース タイプを定義するカスタム リソースを選択します。

プロビジョニング ブループリントは、vRealize Orchestrator ワークフローを実行してターゲット エンドポイントにリソースをプロビジョニングします。このとき、エンドポイントには vRealize Orchestrator プラグイン API を使用します。たとえば、仮想 NIC を vSphere のネットワーク デバイスに追加するブループリントです。

このタイプのプロビジョニングされるリソースに対しては、プロビジョニング後の操作を定義できます。必要に応じてインスタンスを追加または削除することで、ブループリントを拡張可能にすることもできます。

結果

  • ブループリントは拡張することが可能です。

  • ブループリントは、選択されたカスタム リソース向けに指定された、デザイン キャンバスのカテゴリ内に表示されます。

  • アイテムを含むブループリントを展開した場合、ブループリントは アイテム タブに表示されます。展開後はそのアイテム上で任意のアクションを実行することができます。

プロビジョニングなし

非プロビジョニング ブループリントは、エンドポイント変更用の API が不要なタスクを行う vRealize Orchestrator ワークフローを実行します。たとえば、レポートと E メールを作成したり、それをターゲット通信システムへ投稿したりすることが該当します。

結果

  • ブループリントは拡張することができません。非プロビジョニング ブループリントは、拡張可能なブループリントのサポート ワークフローとして使用できます。たとえば、ブループリントを作成して高可用性ロードバランサを更新することが可能です。

  • ブループリントは、デザイン キャンバスの XaaS カテゴリに表示されます。

  • アイテムを含むブループリントを展開した場合でも、ブループリントは アイテム タブに表示されません。展開後もそのアイテム上ではいかなるアクションも実行することができません。

[コンポーネントのライフサイクル] タブ

[コンポーネントのライフサイクル] タブは、デザイン キャンバスのコンポーネントとして利用可能にする全般 タブで選択したときに使用可能になります。

これらのオプションは、ブループリントが複合ブループリント内のコンポーネントとして使用されているとき、展開後のスケール インとスケール アウトの操作時におけるブループリントの動作を定義するために使用します。

各オプションは、ブループリントによっては使用できない場合があります。ブループリントのワークフローによっては一部のオプションがサポートされていない場合や、省略できない場合があります。XaaS が複合ブループリントで使用されている可能性があるため、ブループリントを正しく拡張するための更新および削除オプションがブループリントで使用可能な場合は、割り当ておよび割り当て解除オプションと同様に、更新および削除オプションも設定する必要があります。

表 3. [コンポーネントのライフサイクル] オプション

オプション

説明

拡張可能

このオプションを選択すると、サービス カタログ ユーザーが、スケール インまたはスケール アウトの操作の一環として、このブループリント コンポーネントのインスタンス数を展開後に変更することが可能になります。

このオプションは、[プロビジョニングされたリソース] タブでカスタム リソースを選択した場合に使用できます。[プロビジョニングなし] のオプションを選択した場合、このオプションは使用できません。

ブループリントを拡張可能にする場合、デザイン キャンバスの [全般] タブに [インスタンス] オプションが追加されます。次の例を参照してください。[拡張可能] を選択しない場合、[インスタンス] オプションはデザイン キャンバスでは使用できません。

デザイン キャンバスのインスタンスの最大値と最小値の例。

プロビジョニング ワークフロー

プロビジョニングまたはスケール アウト操作中に実行されるワークフローです。このワークフローはブループリントの作成時に選択されたものであり、値を編集することはできません。

割り当てワークフロー

初回のすべてのプロビジョニングまたはスケール アウト操作の前に実行されるワークフローを選択します。

このライフ サイクル ワークフロー タイプは Azure の割り当てにも対応しています。拡張操作のための割り当てワークフローを作成する場合、次の値を含める必要があります。

  • 入力パラメータ

    • パラメータ名が requestData、パラメータのタイプが Properties であるもの。

    • パラメータ名が subtenant、パラメータのタイプが Properties であるもの。

    • reservations、かつパラメータのタイプが Arrays/Properties であるもの。

  • 出力パラメータ

    • パラメータ タイプが Properties であるパラメータを含める必要があります。

更新ワークフロー

コンポーネントが拡張可能ではないが更新は可能な場合に、スケール インまたはスケール アウトを含む更新操作中に実行されるワークフローを選択します。

たとえば、複合ブループリント内のいずれかのコンポーネントに対するスケール インまたはスケール アウト操作で作成された新しい構成で、ロード バランサが更新されます。

更新ワークフローは、拡張されたコンポーネントに付随するコンポーネントに適用される可能性がありますが、それ自体が拡張可能であるわけではありません。更新ワークフローは、更新操作に基づき、拡張可能でないコンポーネントを変更することができます。

拡張操作のための更新ワークフローを作成する場合、次の値を含める必要があります。

  • 入力パラメータ。

    • パラメータ名にかかわらず、プロビジョニング ワークフローの出力パラメータ タイプに一致するパラメータを含める必要があります。

    • パラメータ名が data、パラメータのタイプが Properties であるもの。

削除ワークフロー

スケール インまたは削除操作中に実行されるワークフローを選択します。

拡張操作のための削除ワークフローを作成する場合、次の値を含める必要があります。

  • 入力パラメータ。

    • パラメータ名にかかわらず、プロビジョニング ワークフローの出力パラメータ タイプに一致するパラメータを含める必要があります。

      たとえば、単一の仮想マシン プロビジョニングの作成ワークフローに VC:VirtualMachine という出力パラメータが含まれている場合、削除ワークフローにはタイプが VC:VirtualMachine である入力パラメータを含める必要があります。

割り当て解除ワークフロー

すべての削除またはスケール イン操作の後に実行されるワークフローを選択します。操作中に割り当て解除が失敗した場合でも、削除ワークフローは正常に実行されます。

割り当て解除は、複合ブループリントのスケール インまたは削除を行うときの最終処理です。削除操作の後に実行され、リソースを開放します。

このライフ サイクル ワークフロー タイプは Azure の割り当てにも対応しています。拡張操作のための割り当て解除ワークフローを作成する場合、次の値を含める必要があります。

  • 入力パラメータ。

    • パラメータ名が data、パラメータのタイプが Properties であるもの。

カテゴリ

XaaS ブループリントが表示されるデザイン キャンバスの場所を指定するため、デザイン キャンバス カテゴリ ドロップダウン メニューで値を選択します。

カテゴリを選択しない場合、ブループリントは公開の際に XaaS カテゴリに追加されます。