ビジネス グループのメンバーが仮想マシンに対するプロビジョニング申請を作成すると、vRealize Automation は、そのビジネス グループで使用可能な予約の 1 つからマシンを選択します。

マシンをプロビジョニングする予約は、次の基準を満たす必要があります。

  • 予約のプラットフォーム タイプは、マシンの申請元であるブループリントと同じでなければならない。

    一般的な仮想ブループリントは、任意のタイプの仮想予約でプロビジョニングできます。

  • 予約は有効状態である必要がある。

  • コンピュート リソースは、アクセス可能でなければならず、メンテナンス モードであってはならない。

  • 予約は、そのマシン割り当てに容量が残っている状態か、または無制限の割り当てが指定された状態でなければならない。

    割り当てられたマシン割り当てには、パワーオン状態のマシンだけが含まれます。たとえば、予約の割り当てが 50 で、40 台のマシンがすでにプロビジョニングされているが、そのうちの 20 台だけがパワーオン状態の場合、予約の割り当ては(80 パーセントではなく) 40 パーセントが割り当てられていることになります。

  • 予約には、マシンをプロビジョニングするのに十分な未割り当てメモリ リソースと未割り当てストレージ リソースがなければならない。

    仮想予約のマシン割り当て、メモリ、またはストレージがすべて割り当てられている場合、その予約からはそれ以上仮想マシンをプロビジョニングすることはできません。リソースの予約は仮想コンピュート リソースの物理容量を超えて行うことができますが(オーバーコミット状態)、コンピュート リソースの物理容量が 100 パーセント 割り当てられている場合、そのコンピュート リソースの予約では、それらのリソースが解放されるまで、それ以上マシンをプロビジョニングすることができません。

  • ブループリントに具体的なネットワーク設定値が構成されている場合、それらの同じネットワークが予約に指定されている必要がある。

    ブループリントまたは予約に固定 IP アドレス割り当てのネットワーク プロファイルが指定されている場合、新しいマシンに割り当てる IP アドレスを使用できる必要があります。

  • ブループリントまたは申請で場所が指定される場合、コンピュート リソースがその場所に関連付けられている必要がある。

    カスタム プロパティ VRM.Datacenter.Policy の値が Exact で、その場所に関連付けられたコンピュート リソースの予約の中に他の基準をすべて満たすものが存在しない場合、プロビジョニングは失敗します。

    VRM.Datacenter.Policy の値が NotExact で、その場所に関連付けられたコンピュート リソースの予約の中に他の基準をすべて満たすものが存在しない場合、場所に関係なく、他の予約でプロビジョニングを進めることができます。このオプションがデフォルトになります。

  • ブループリントまたは申請でカスタム プロパティ VirtualMachine.Host.TpmEnabled が指定される場合、信頼されるハードウェアが予約のコンピュート リソースに設置されている必要がある。

  • ブループリントで予約ポリシーが指定される場合、予約はその予約ポリシーに属している必要がある。

    予約ポリシーは、特定のブループリントからのマシンのプロビジョニングに対する付加的な要件のすべてを、選択された予約が満たしていることを保証する方法の 1 つです。たとえば、予約ポリシーを使用して、プロビジョニングをクローン作成のための特定のテンプレートを持つコンピュート リソースだけに制限できます。

選択基準のすべてを満たす予約が存在しないと、プロビジョニングは失敗します。

すべての基準を満たす予約が複数存在する場合、申請されたマシンのプロビジョニングに使用される予約は、次のロジックで決定されます。

  • 優先度の値が高い予約が選択される前に、優先度の値が低い予約が選択される。

  • 複数の予約に同じ優先度が指定されている場合、マシン割り当ての割り当て率が最も低い予約が選択される。

  • 複数の予約の優先度と割り当ての使用状況が同じである場合、ラウンド ロビン方式でマシンが複数の予約にわたって分散される。

    注:

    ネットワーク プロファイルでラウンド ロビンを選択することはできませんが、ネットワーク(存在する場合)でラウンド ロビンを選択し、さまざまなネットワーク プロファイルに関連付けることができます。

予約に利用できるストレージ パスとして、マシン ボリュームをプロビジョニングするうえで十分な容量を持つものが複数存在する場合は、次のロジックに従ってストレージ パスが選択されます。

  • ブループリントまたは申請でストレージ予約ポリシーが指定されている場合、ストレージ パスはそのストレージ予約ポリシーに属している必要がある。

    カスタム プロパティ VirtualMachine.DiskN.StorageReservationPolicyMode の値が NotExact で、十分な容量のストレージ パスがストレージ予約ポリシー内に存在しない場合、指定されたストレージ予約ポリシーに属していないストレージ パスを使用してプロビジョニングが進められます。VirtualMachine.DiskN.StorageReservationPolicyMode のデフォルト値は Exact です。

  • 優先度の値が高いストレージ パスが選択される前に、優先度の値が低いストレージ パスが選択される。

  • 複数のストレージ パスの優先度が同じである場合、ラウンド ロビン方式でマシンが複数のストレージ パスにわたって分散される。