複数の同時マシン プロビジョニング申請が発生すると、vRealize Automation のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。パフォーマンスを改善する手段として、プロキシ エージェントとワークフロー アクティビティに設定されている制限を変更できます。

サイトのマシン所有者のニーズ次第で、vRealize Automation サーバは複数の同時マシンプロビジョニング申請を受け取ることがあります。このような状態は次のような状況で発生します。

  • 1 人のユーザーが複数マシンの申請を送信する。

  • 多数のユーザーが同時にマシンを申請する。

  • 1 人以上のグループ マネージャが、保留中の複数のマシン申請を相次いで承認する。

vRealize Automation によるマシンのプロビジョニングにかかる時間は、通常、同時申請の数が多いときに増えます。プロビジョニング時間の増加は、次に示す 3 つの重要要因に左右されます。

  • リソースを集中的に使用する同時 vRealize Automation ワークフロー アクティビティ(WIM ベース プロビジョニングにおけるような、仮想プラットフォーム内で作成されたマシンの SetupOS アクティビティや、仮想プラットフォーム内でクローン作成されたマシンのクローン アクティビティなど)のパフォーマンスに対する影響。

  • 同時に実行できる、リソースを集中的に使用する(一般に時間もかかる)プロビジョニング アクティビティの数に対して構成された vRealize Automation 制限。デフォルトの場合、これは 8 です。構成されている制限を超える同時アクティビティは待機状態になります。

  • 同時に実行できる vRealize Automation 作業アイテム(リソースを集中的に使用するかどうかに関わらず)の数に関する、仮想プラットフォームまたはクラウド サービス アカウント内の制限。たとえば、vCenter Server におけるデフォルトの制限は 4 であり、この制限を超える作業アイテムは待機状態になります。

デフォルトの場合、vRealize Automation はプロキシ エージェントを使用するハイパーバイザーの同時仮想プロビジョニング アクティビティを、エンドポイントあたり 8 に制限します。このため、特定のエージェントによって管理される仮想プラットフォームは、他のアイテムの実行を阻止できるだけの十分なリソースを集中的に使用する作業アイテムを受け取ることがありません。制限を変更する前に変更の影響を慎重にテストするように計画してください。サイトに最適な制限を決定するためには、vRealize Automation 内でのワークフロー アクティビティ実施だけでなく、仮想プラットフォームにおける作業アイテムの実行についても調査する必要が生じる可能性があります。

構成されている、エージェントあたりの vRealize Automation 制限数を増やす場合は、次に示す方法で vRealize Automation で付加的な構成調整を行う必要が生じることがあります。

  • SetupOS およびクローンのワークフロー アクティビティのデフォルトの実行タイムアウト間隔は、それぞれ 2 時間です。これらのアクティビティのどちらかを実行するために必要な時間がこの制限を超える場合には、そのアクティビティは取り消されて、プロビジョニングは失敗します。この失敗を防止するには、これらの実行タイムアウト間隔の一方または両方を増やします。

  • SetupOS およびクローンのワークフロー アクティビティのデフォルトのデリバリ タイムアウト間隔は、それぞれ 20 時間です。いったんこれらのアクティビティの 1 つが開始されると、そのアクティビティにより生成されたマシンが 20 時間経ってもプロビジョニングされていない場合、そのアクティビティは取り消され、プロビジョニングは失敗します。したがって、このような状況が時折発生するポイントに制限数を増やした場合には、これらのデリバリ タイムアウト間隔の一方または両方を増やす必要があります。