デフォルトの場合、vRealize Automation は同時データ収集アクティビティに制限をかけます。この制限を変更すると、各種のデータ収集のデフォルトの実行タイムアウト間隔を変更することによって、不要なタイムアウトを回避できます。

vRealize Automation は、定期的にそのプロキシ エージェントを介して既知の仮想コンピュート リソースからデータを収集するとともに、クラウド サービス アカウントと物理マシンからもそれらのエンドポイントを介してデータを収集します。サイト内の仮想コンピュート リソース、エージェント、およびエンドポイントの数により、同時データ収集処理が頻繁に発生する可能性があります。

データ収集の実行時間は、エンドポイントのオブジェクト(仮想マシン、データストア、テンプレート、コンピュート リソースなど)の数によって決まります。 個々のデータ収集は、さまざまな状況により、相当の時間がかかる場合があります。マシンのプロビジョニングと同様に、同時実行によりデータ収集の完了に必要な時間が増加します。

デフォルトの場合、同時データ収集アクティビティはエージェントあたりで 2 つに制限され、この制限を超えたものは待機状態になります。このため、各データ収集の完了は比較的速やかであり、同時データ収集アクティビティが IaaS パフォーマンスに影響を与えることはまずありません。

ただし、サイトのリソースと状況によっては、プロキシ データ収集で同時実行を利用するのに十分な速度のパフォーマンスを維持したまま、構成された制限数を増やすことができる場合があります。制限数を増やすと個々のデータ収集にかかる時間が増加する可能性がありますが、より多くのコンピュート リソースとマシンから一度により多くの情報を収集できるため、十分に補える可能性があります。

構成されているエージェントあたりの制限数を増やす場合は、プロキシ エージェントを使用する各種のデータ収集(インベントリ、パフォーマンス、状態、および WMI)のデフォルトの実行のタイムアウト間隔を調整する必要が生じることがあります。これらのアクティビティのどれかを実行するために必要な時間が構成したタイムアウト間隔を超える場合には、そのアクティビティはキャンセルされ、再開されます。アクティビティのキャンセルを防止するには、これらの実行タイムアウト間隔を 1 つ以上増やします。