SQL データベースをアップグレードし、IaaS コンポーネントがインストールされたすべてのシステムを構成する必要があります。これらの手順は、最小および分散インストールに対して使用できます。

始める前に

  • 既存の vRealize Automation 6.2.4 または 6.2.5 環境をバックアップします。

  • すべての vRealize Automation アプライアンスをアップデートしてから、IaaS コンポーネントをアップグレードする前に IaaS サーバを再起動する場合、管理エージェント サービスを除く、サーバ上のすべての IaaS Windows サービスを停止します。

  • vRealize Automation 6.x から 7.2 へのアップグレード後に IaaS コンポーネントをアップグレードするための IaaS インストーラのダウンロード

  • プライマリ IaaS Web サイト、Microsoft SQL データベース、および Model Manager ノードに JAVA SE Runtime Environment 8 Update 91(64 ビット)以降がインストールされていることを確認します。Java をインストールした後、各サーバ ノード上で環境変数 JAVA_HOME に新しいバージョンを設定する必要があります。

  • 作成日が web.config ファイルの変更日よりも前の日付であることを確認します。web.config ファイルの作成日が変更日以降である場合は、IaaS Web サイト コンポーネントのアップグレードに失敗するの手順を実行します。

  • vRealize Automation 6.2.x からのアップグレードを実行しており、外部 Microsoft SQL データベースを使用している場合は、外部データベース上の管理エージェントがバージョン 7.0 以降であることを確認してから、IaaS Web サイトのアップグレードを実行してください。外部の SQL マシンのコントロール パネルで管理エージェントのバージョンを確認します。管理エージェントがバージョン 7.0 以降でない場合は、次の手順に従って管理エージェントの手動アップグレードを実行します。

    1. ブラウザを開いて、vRealize Automation アプライアンス の VMware vRealize Automation IaaS インストール ページ (https://virtual_appliance_host:5480/installer) に移動します。

    2. 管理エージェントのインストーラをダウンロードして、実行します。

  • 共通のコンポーネント カタログのコンポーネントがインストールされている場合は、アップグレード前にこのコンポーネントをアンインストールする必要があります。詳細については『共通のコンポーネント カタログのインストール ガイド』を参照するか、vRealize Automation 6.2.4 または 6.2.5 からのアップグレードのチェックリストの手順に従ってください。

このタスクについて

注:

IaaS インストーラは、アップグレードする IaaS コンポーネントが含まれているマシンに存在する必要があります。外部の場所からインストーラを実行することはできません。ただし、Microsoft SQL データベースは Web ノードからリモートでアップグレードすることもできます。

展開で IaaS サーバのスナップショットが利用できることを確認します。アップグレードが失敗した場合は、スナップショットに戻り、別のアップグレードを試すことができます。

サービスが次の順序でアップグレードされるようにアップグレードを実行します。

  1. IaaS Web サイト

    ロード バランサを使用している場合は、プライマリ以外のすべてのノードのトラフィックを無効にします。

    1 つのサーバのアップグレードを完了してから、Web サイト サービスを実行している次のサーバをアップグレードします。Model Manager Data コンポーネントがインストールされているサーバからアップグレードします。

    外部 Microsoft SQL データベースの手動アップグレードを実行している場合は、外部 SQL をアップグレードしてから、Web ノードをアップグレードする必要があります。外部 SQL は Web ノードからリモートでアップグレードできます。

  2. Manager Service

    パッシブ Manager Service をアップグレードする前に、アクティブな Manager Service をアップグレードします。

    SQL インスタンスの SSL 暗号化が有効でない場合は、[アップグレード構成] ダイアログ ボックスの SQL 定義の横にある [SSL 暗号化] チェックボックスのチェックを外します。

  3. DEM orchestrator とワーカー

    すべての DEM orchestrator とワーカーをアップグレードします。1 つのサーバのアップグレードを完了してから、次のサーバをアップグレードします。

  4. エージェント

    1 台のサーバのアップグレードを完了してから、エージェントを実行している次のサーバをアップグレードします。

  5. 管理エージェント

    アップグレード手順の一部として自動的にアップデートされます。

あるサーバで異なるサービスを使用している場合は、アップグレードにより、サービスが正しい順序でアップデートされます。たとえば、サイト内に同一のサーバ上に Web サイトと Manager Service がある場合、両方をアップデート対象として選択します。アップグレード インストーラがアップデートを正しい順序で適用します。1 台のサーバのアップグレードを完了してから、別のサーバのアップグレードを開始する必要があります。

注:

環境でロード バランサを使用する場合は、アップグレードの対象となる 1 台目のアプライアンスがロード バランサに接続されている必要があります。vRealize Automation アプライアンス アプライアンスの他のすべてのインスタンスは、キャッシュ エラーを回避するためにアップグレードを適用する前に、ロード バランサのトラフィックに対して無効にする必要があります。

手順

  1. ロード バランサを使用している場合は、使用環境で次の準備を行います。
    1. Model Manager Data が含まれている IaaS Web サイト ノードが、ロード バランサのトラフィックに対して有効であることを確認します。

      vCAC Folder\Server\ConfigTool フォルダがあれば、このノードを特定できます。

    2. ロード バランサのトラフィックに対し、その他すべての IaaS Web サイトと、プライマリ以外の Manager Service を無効にします。
  2. セットアップ ファイル setup__vrealize-automation-appliance-FQDN@5480.exe を右クリックして、管理者として実行 を選択します。
  3. 次へ をクリックします。
  4. 使用許諾契約に同意し、次へ をクリックします。
  5. [ログイン] ページで現在の導入環境の管理者認証情報を入力します。

    ユーザー名は root で、パスワードはアプライアンスを展開したときに指定したパスワードです。

  6. 証明書の受け入れ を選択します。
  7. インストール タイプ ページで、アップグレード が選択されていることを確認します。

    アップグレード が選択されていない場合は、このシステム上のコンポーネントがすでにこのバージョンにアップグレードされています。

  8. 次へ をクリックします。
  9. アップグレード設定を構成します。

    オプション

    アクション

    Model Manager Data をアップグレードする場合

    vCAC Server セクションで Model Manager Data チェック ボックスを選択します。

    デフォルトではこのチェック ボックスは選択されています。Model Manager Data のアップグレードは 1 度のみです。複数のマシンで設定ファイルを実行し、分散インストールをアップグレードする場合、Web サーバは、Web サーバと Model Manager Data とのバージョンが一致しないと機能が停止します。Model Manager Data とすべての Web サーバをアップグレードしたら、すべての Web サーバが機能します。

    Model Manager Data をアップグレードしない場合

    vCAC Server セクションで Model Manager Data を選択解除します。

    Model Manager Data でカスタマイズされたワークフローを最新バージョンで保存するには

    Model Manager Data をアップグレードする場合は、拡張性ワークフロー セクションで ワークフローを最新バージョンに維持する チェック ボックスを選択します。

    デフォルトではこのチェック ボックスは選択されています。カスタマイズされたワークフローが常に維持されます。このチェック ボックスはバージョン順のみを決定します。vRealize Automation Designer を使用して Model Manager でワークフローをカスタマイズする場合は、このオプションを選択して、アップグレード後に最新バージョンとなるようにアップグレードする前に、カスタマイズされた各ワークフローを最新バージョンに維持します。

    このオプションを選択しない場合、vRealize Automation Designer で提供される各ワークフローはアップグレード後に最新バージョンとなり、アップグレード前の最新バージョンは 2 番目に新しいバージョンとなります。

    vRealize Automation Designer の詳細については、『ライフ サイクルの拡張性』を参照してください。

    Distributed Execution Manager またはプロキシ エージェントをアップグレードする場合

    サービス アカウント セクションで管理者アカウントの認証情報を入力します。

    アップグレードするすべてのサービスがこのアカウントで実行されます。

    Microsoft SQL Server データベースを指定するには

    Model Manager Data をアップグレードする場合、Microsoft SQL Server データベース インストール情報セクションの サーバ テキスト ボックスにデータベース サーバとデータベース インスタンスの名前を入力します。データベース名 にデータベース サーバ名の完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。

    データベース インスタンスがデフォルト以外の SQL ポートにある場合、サーバ インスタンス仕様にポート番号を含めます。Microsoft SQL のデフォルト ポート番号は 1433 です。

    マネージャ ノードをアップグレードする場合、MSSQL SSL オプションはデフォルトで選択されています。データベースで SSL を使用しない場合には、データベース接続に SSL を使用 のチェックを外します。

     

  10. 次へ をクリックします。
  11. アップグレードするすべてのサービスが [アップグレードの準備完了] ページに表示されていることを確認し、アップグレード をクリックします。

    [アップグレード] ページおよび進行状況インジケータが表示されます。アップグレード手順を完了すると、次へ ボタンが有効になります。

  12. 次へ をクリックします。
  13. 完了 をクリックします。
  14. すべてのサービスが再起動されたことを確認します。
  15. 導入環境内の各 IaaS サーバについて、推奨されている順序でこの手順を繰り返します。
  16. すべてのコンポーネントをアップグレードしたら、アプライアンスの管理コンソールにログインし、IaaS を含むすべてのサービスが登録されていることを確認します。

タスクの結果

選択したすべてのコンポーネントが新しいリリースにアップグレードされました。

次のタスク

導入環境でロード バランサを使用する場合、vRealize Automation 健全性チェックを使用するために各ロード バランサ ノードをアップグレードし、接続されていないノードのロード バランサ トラフィックを再度有効にします。アップグレード前の環境で、ロード バランシングされた組み込みの PostgreSQL データベースを使用していた場合、PostgreSQL プール内のすべてのノードは必要がなくなるため無効にします。プールはいつでも削除できます。